【JBP大人専用バレエワークショップ】
2023年3月14日開催
19:20【股関節機能とアティテュード】/ターンアウトをしやすく/中殿筋/股関節外転

ターンアウトには欠かせない
体の動きの中でも難度が高いものの一つ、外転。
当日お話ししましたが、様子をみる限り、かなり手強いというのが率直な感想です。
外転の場合特に、骨盤と脚の独立性が求められるため、ここで引っ掛かっている人は苦労したと思います。
とはいえ、ターンアウトには欠かせない要素です。
今後も一緒にチャレンジして参りましょう!
今後の課題
外転は、何をどの順序で習得するのかが非常に大事になってきます。
ターンアウトをするのに股関節外転が必要で、その可動を増やし、強めるために、外転する作用のある筋肉を活動させるエクササイズをするわけですが、このエクササイズを正しく行えるだけの体の機能がないと、エクササイズをのものの効果が出てくれません。
今後の課題はまずここになるでしょう。
→外転する作用のある筋肉を出力するためのエクササイズを正しく行えるだけのオペレーションと可動域の確保。
また、当日お話しした骨盤を立てて、太腿を前に押し出すのは、背中が入っていることが前提になります。
背中が弱い、固くて可動域が足りない方は、こうした周辺環境にも注目してみましょう。
参考外転できる周辺環境を作る


とにかくメリットばかり
外転は難しいですが、それ以外は本当にメリットでいっぱいです。
- 膝がより伸びて見える。
- しなるような脚のライン、X脚に見せることができる。
- 支持側がより回して見える(ターンアウト)
- ターンアウトを視覚化できる。
- 股関節や膝、足首にかかる負担が少なくなる。
→可動域がつく、ケガが減る、痛みの減少 - アティテュードデリエールやアラベスクでの腰への負担が激減
→腰の痛みやケガの減少 - アティテュードデリエールの膝が外を向ける。
- アラセゴンで脚の高さを出せる。
- ルティレの高さを出せる。
- クドゥピエやルティレでしっかり横に開ける。
- アラセゴンの動作全般で今より脚を横に出せる。
- おしりと太腿の境目がはっきりし、ヒップアップに効果あり
- おしりが引き締まる、小さくなる。
- 片足でまっすぐ立てる。
難しいからと言って、やらない手はありません。
WS終了後にトレーナーの先生もおっしゃっていましたが、幸い、難しいと言っても、やれば比較的変化しやすいエリアでもあります。
積極的に取りくむことは、バレエにもプラスになりますが、あなたのヘルスケアのためにもなります。
今後の課題として当面は、外転のエクササイズをするための体の機能、環境の獲得が急務になります。
当日お話しした通り、骨盤と脚の独立、つまり切り離しが必要です。
ということは、股関節の純粋な可動が欲しいということ。
過去記事の股関節エクササイズは、JBPでも良く行いますが、骨盤を止めたまま脚を動かすことをやってみましょう。
今回も大変良く頑張りました♪
参考


花粉症の人にとっては辛い時期。
とはいえ、体を動かすにはちょうどいい気候になってきました♪
バレエが上手になるよう、健康になれるよう、しっかり体を動かしましょう!
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ぜひ、ご覧ください♪
JBP


