上半身と下半身をつなぐ骨盤は、体を安定させるだけでなく、大きな動きの時も大活躍!骨盤の動きについて、ざっくりと解説します。

骨盤の動き、3種類

グランバットマンやディベロッペで高さを出す時、骨盤は大きく動きます。しかも、複数の動き方が組み合わさっているので複雑です。
まずは、ひとつずつの動きを理解しましょう。言葉にすると難しく感じますが、大丈夫。実際に動いてみたほうがわかりやすいと思います。
読みながら動いてみてくださいね。
①前後傾
体の側面から見た動きです。
これは、お馴染みと言ってもいいくらいですね。お尻を突き出した状態が前傾、タックした状態が後傾。腰骨が前後します。お尻の骨で言うと、前傾だとわかりやすいですが、後傾だといなくなってしまいますね。こっちで覚えてもいいと思います。
②上下
これは、体を正面から見た時の動きになります。
専門用語だと、挙上/下制と言います。試しに腰骨に手を当てて、右の腰骨を持ち上げてみましょう。右の腰骨が上がり、左の腰骨が低くなって、左右の腰骨を結ぶ線が斜めになりましたね?これが2つ目、上下する動きです。
③回転
こちらも、正面から見た時の動きです。
8月プログラムでも取り上げますが(7月末現在)、いわゆる回旋。捻り、と言った方がわかりやすいかもしれません。ちょっと試してみましょう。正面を向いている下腹を斜め向きにしてみます。この時、胸など他のパーツは正面を向いたままです。特に、支持足に対してのアンディオールなどでマストな概念です。
3つの動きを制覇しよう!
“どれか” ではなく、全てを組み合わせていきます。
- デヴァン…後傾+挙上+回旋
- デリエール…前傾+挙上+回旋
- セゴン…高さによって使い分け+挙上+回旋
高さも出しやすく、アンディオールもしやすくなります。ぜひ、取り入れてみてくださいね!
続きは、ワークショップで
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高さを出すための骨盤
2025年9月9日(火)16時20分〜18時55分
スケジュール等の確認は、こちら
