胸椎回旋 肩甲骨との協調

これ、動き方のポイントを押さえると、アラベスクやポールドブラがプロっぽい動きに近づくんです!胸椎の動き、あなたも興味を持ってくれるととっても嬉しいです。

胸椎と回旋

まずは、知るところから!胸椎と回旋について、サクッと解説します。

①回旋ってなに?

回旋(rotation=ローテーション)とは、捻る動きのことを言います。“背骨の回旋”だと、背骨を捻る動きのことを指します。言葉だけ聞くと難しく感じますが、私たちが日常的に行なっている動きなんですよ。

②胸椎って?

胸椎は、背骨の一部分のエリアで、胸の部分のことを言います。ざっくり言うと、背骨が「東京都」胸椎が「新宿区」のような感じです。胸椎や頸椎、腰椎など背骨の「地域」によって名前がついています。

③胸椎の回旋って?

よく「腰を捻る」という言い方をしますが、腰の回旋角度は一般的には、5〜15度程度しかないと言われています。比べて胸椎は、30〜35度。腰を捻ると言う言葉がありますが、実は胸椎が主に捻っているんです。

ちなみに、背骨全体の回旋だとこれに頸椎の回旋可動域が50度程度加わって、おおよそ90度程度と言われています。

胸椎回旋の特色

「捻る」というと、胸と骨盤の向きを変えるような形が想像しやすいですよね。他に、アラベスクなどは「背骨が回旋してるんですよー」と聞いたことがある方もいるかもしれません。

一方で、5番に立っている時も背骨の回旋は入っています。もし「5番で立っているだけで、背骨って捻っているの?」と意外に思ったなら、ぜひ試してみてください。あなたの立ち姿は劇的に変わるかもしれません。

①プロが絶対にやらない動き

胸椎を回旋させるときに厄介なのが、肩の存在。特に、大人からバレエをはじめた方に多いですが、復帰組も「わかっているけど上手くいかない」傾向にあります。

胸椎が回旋する代わりに、肩の丸みが前に向いてしまうんですね。(代償運動)これ、非常に多いですし、プロのバレエダンサーが「絶対に」やらない動きです。

とはいえ、代償運動をしないようにすると、今度は胸椎が動かす(捻る)ことができず、体がフラットなままになりがちです。

ですので、胸椎の動きをバレエの中でしっかりと出してあげる、これが大切ですし、近道なんです。

②協力関係にある部位

バレエの中で胸椎の回旋をしっかり出す際、大きな力を貸してくれるのが「肩甲骨の動き」です。試しに、肩甲骨を背骨に向かって寄せたり、離したりしてみてください。この動きを足して胸椎の回旋を取り入れると、動きが大きくなります。左右両方を動かせたら、片方だけ、というようにバリエーションをつけてみましょう。胸が広がり、胸のアンディオールになりますよ。

バレエらしさへ

胸椎の回旋がしっかり入ることで、アラベスクやピルエットのフォルムに説得力がつくだけでなく、一見回旋が入っていないように見えるポーズなども美しくなります。

体を絞る、絞って見せる効果もあり、光と影の関係など、表現の面においても繊細な役割を果たします。ぜひ、注目してみてくださいね。


続きは、ワークショップで

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胸椎回旋 肩甲骨との協調
2025年9月30日(火)16時20分〜18時55分
スケジュール等の確認は、こちら

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