バレエレッスンで脚が太くなる理由と対処法を、5ステップで解説します。
全身の体型バランス
気になるツイートです。
脚ばかり気にしてると、脚は太く、上半身が貧弱だとさらに、太く「見えます」バレエは上にあるパーツから引き上げるもの。上半身がしっかりしていなければ、脚だって引き上がり(引き伸ばせ)ません。特に肩や首が弱いと、体全体が下に落ち、垂れ下がる結果に😱。自分が気にしていないところに穴あり🍋
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) July 17, 2021
上半身が貧弱で、下半身にボリュームがありすぎ。これだと、体型バランスが悪く見えます。
バレエレッスンの特色を知って、ボディデザイン作りに活かしましょう!
レッスンで太くなる3つの理由
バレエレッスンで脚が太くなる理由を、3つに分けて整理します。後ほど、1つずつ解説していきます。
□なんと、コレが該当!
センターレッスンよりも、断然バーレッスンが該当します。
体の使い方が未熟な段階で、バーレッスンが長いレッスンを続けていると、脚を太くしてしまうリスクが高まります。
リスクが上がる場面
裏を返すと、バレエレッスンの特色ということもできます。これらを避けることは、適切なテクニックにも繋がります。
避けるべき3つのシーン
Scene1:静止の時間が長い
動きはじめ、終わり、ポーズ、ポジションに入れたときなど。動きの中でも、静止することが数多くあります。
(参考)静止が含まれる動作の例
▶︎バットマン・タンジュ・ジュッテ
▶︎脚を上げて高さをキープする(アダジオ等)
▶︎バランスをとる(スス・ルティレ・アチチュード等)
Scene2:片足の時間が長い
圧倒的に片足の時間が長いバーレッスン。特に、支持足が変わらないアンシェヌマンでは注意しましょう。
Scene3:寄りかかってしまう時間が長い
寄りかかって立つことを覚えてしまうと 【片足になる=寄りかかりの時間が長くなる】というイヤな方程式が成立してしまいます。
すぐにできる対処法:5ステップ
一気に全部やろうとするのは大変です。できそうと思うこと、気になることから、試してみましょう。
順不同OK!つまみ食いOK!です。
Step1:keep moving!
ガチッと固めるのではなく、動き続ける【keep moving】ことで、止まって見えることを心がけましょう。形を作ったら、内側から外側へと力をかけ続けます。
Step2:両足体重の瞬間を作る
第5ポジションに戻ったとき、両足に体重をかけましょう。両足アテールなのに、片足にしか体重がかかっていない「つっかえ棒」はNG。
特に、支持足が変わらないアンシェヌマンでは、積極的に取り入れると効果が上がります。
Step3:ポジションから変えない
第5ポジションでの脚(レッグ)や骨盤の位置を変えずに、片足になりましょう。このとき必要となるのが「引き上げ」です。
Step4:重さを食い止める
体は、下に位置するパーツほど、重さの影響を受けます。脚を太くしないためには、脚の付け根より上で、重さを食い止めましょう。
Step5:「吸う」を有効利用
呼吸は「吐く」と、それだけで、確実に体が落ちます。動くときは、出来るだけ「吸う」ことを心がけると、脚への負担軽減に繋がります。
まとめ
・バーレッスンは、脚が太くなる要素が多いことを認識しましょう。
・自分の体が重石となり、「ダンベル」にならないように工夫しましょう。
□寄りかかりを解決しよう!
https://juncotomono.info/program/20210818-16-hipjt-abduction/
□体の上から引き上げるのは、バレエの鉄則。
https://juncotomono.info/program/20210831-11-thoracic-cavity/
[prologue step♪]
バランス・静止で
動き続けてみましょう!