バレエでは「当たり前」な上腕の機能とは?

上腕の回旋が入れば、脇も上がります。

体を持ち上げる手助けをしたり、絞り上げる効果も。

上腕の回旋について復習をしましょう。

この記事は、こちらのワークショップの復習用記事です。

『上腕内旋と脇を上げる』[BALLET WORK SHOP]
12月13日「バレエ専用体作り」は、満員です。

上腕内旋と脇を上げる

大人に多い傾向を踏まえて、実際のレッスンで取り入れるまでのヒントをお伝えします。

ぜひ、参考にしてくださいね。

覚えているかな?

まず、上腕と胴体の独立性を思い出してみましょう。これがないと、上腕のオペレーションが成立しません。

肩峯、覚えていますか?

図で見ると、ずいぶん難しそうに感じますね。ワークショップに参加された方は、当日確認した位置を思い出してみましょう。この図でやる必要はありません。

当日お話ししましたが、肩峯が難しければ鎖骨で確認しても構いません。

ただ、肩峯で確認できるようになると、より厳密な胴体と腕の独立ができるようになりますので、少しずつ、位置を覚えていきましょう。

忘れてはならないこと

上腕の回旋を入れたつもりでも、前腕や手部が動いてしまっては、回旋は入りません。

当日、四つ這いで回旋のエデュケーションを行いました。

四つ這いでは、手部が床に固定された状態になります。(CKC)この時のように、前腕と手部が上腕の動きに関係なく、きちんとポジションを取り続けた中で、上腕の回旋を入れる必要がありました。

小指側のアウトラインと前腕を1本の線で繋げる。

手首が折れたり、指先がぶら下がってはならない。

四つ這いで感覚を覚えるのもよし。鏡でチェックして直すのもよし。

いずれにせよ、上腕の回旋を入れた時に、アウトラインが崩れないように気をつけましょう・

実際のレッスンで

上腕の回旋が入れば、脇も広がり、上がります。実際のレッスンでもトライしてみましょう。

  •  2番ポジション
    バーレッスンなどで、脚を動かしても保持できるように。
  • バーの持ち方
    難しければ飛ばして③へ。ただ、習得できるとバーレッスンでの引き上げ、体の吊り上げを習得できる。
  • 2番ポジションで脚を動かすもの
    センターでは、腕をあまり動かさないものから習得。
  • エポールマンでの2番ポジション
    方向がついたり、動きが変わっても回旋が抜けないように。
  • 各プレパラシオン
    バーレッスンで、センターレッスンで、2番ポジション以外でも回旋を入れることにトライ。

まずは、2番ポジションで身につけましょう。

プレパラシオン(アンバー)から、といきたいところですが、2番ポジションより難しいです。

比較的わかりやすい2番ポジションからの確認が賢明です。

まとめ

肘を持ち上げた丸みのある腕の形。肘を曲げるのでも、伸ばすのでもない、この独特な形は、上腕の内旋(回旋)から生まれます。

常に、入り続ける上腕の回旋。それだけに、抜けているとバレエの体をなしません。

少しずつでいいので、できるようにしましょう。レッスンで難しい場合は、レッスン前に、2番ポジションで確認をします。

それも、難しいようなら四つ這いで。

やらないと先には進みません。JBPの他のワークショップを受講する前も確認しておきましょう。

「できていて当たり前」「無意識でもバレエになると入っている」これが理想です。レッスンだけでなく、ワークショップ前にも準備をして、習ったことを身につけてくださいね!

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