【まだまだ動く背骨の可能性】美しい背中の原点

背骨が「きちんと」動けば、さまざまな問題が解決に向かいます。バレエらしい動きを実現できるだけでなく、体の不調も改善することでしょう。

今回は、背骨の動きを出すヒントについて、お伝えします。

背骨の柔軟性つけよう!

生理的弯曲がもたらすもの

背骨は、椎骨(ツイコツ)と呼ばれる1つひとつの骨が連結されることで構成されています。7つの頚椎、12個の胸椎、5つの腰椎と仙椎と尾骨。

背骨は、1本の棒のような構成ではなく、1つ1つブロック(椎骨)が積み重なっているようになっています。

生理的弯曲は、頚椎と腰椎が前弯、胸椎が後弯です。

まず、生理的弯曲が崩れていることでのデメリットを整理しましょう。

可動域が広がらない

背中がかたいと、アラベスクでキレイな形を作れなかったり、後ろのカンブレがうまくできません。バレエでは、日常生活よりも背骨をよく動かします。背骨の動きが悪いとバレエらしい動きができません。

エクササイズの効果が出ない

背骨が正しい配列をしていないと、筋肉の長さを確保できません。特に、腹背筋の効果が出にくくなります。筋肉の活動を促すには、スタート時の状態が重要です。

正しい姿勢を取れない

背骨の配列が悪いということは、筋肉のつき方も好ましくない状態です。いわゆる姿勢不良ですが、この場合、正しい姿勢を取れるだけの可動域が必要です。

疲れやすい

体力がない、ちょっと動くと疲れを感じる人は、ここに該当するかもしれません。正しい姿勢を保つ持久力が足りないと、一部のパーツに寄りかかって立ってしまいます。

健康的な体に立ち返ろう

体のさまざまな痛み、腰や背中といった直接的な場所だけでなく、股関節や膝、足首といった背骨から離れている箇所にも影響を及ぼします。

背骨は、体の中心にあるだけに、思いがけない原因になっている場合もあります。

マッサージなどで、一時的に痛みを緩和することはできても、根本的な解決にはなりません。

背骨を動かし、健康的な体に戻りましょう。

背骨の柔軟性をつけよう!

生理的弯曲とは逆方向への可動を促すことで、背骨がよく動くようになり、背中が柔軟になります。

デスクワークや家事などで固まってしまった首まわり、背中まわりも動くようになりますよ。

背中という広いエリアから、思いっきり「背骨」にフォーカスしてみましょう!

椎間を広げ、よく動かし、動きのレンジを広げてあげます。

バレエに活かす

ポーズ・所作

背骨がたくさん動けるようになると、バレエらしい動きがたくさんできるようになります。

胸をしっかり広げ、あげることができるので、目線も上がり、華やかなポーズに。

胸椎の動きがポイントです。

代表的なポーズでも

もちろん、アラベスクなどの背中を反らせる動作では、大いに役立ちます。

背中が硬く、まるで墜落しそうな姿勢から、しっかり胸が起きた弓形の背中へ。

腰にかかる負担も減らすことができます。

続きは、ワークショップで

『背骨の柔軟性をつける』[BALLET WORK SHOP]

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