関節を動きやすくする方法:可動を増やすための原則とは?|大人のバレエ上達

関節アイキャッチ

可動域とは、「関節が動く範囲」のことをいいます。日常生活で必要とする可動域と、バレエで必要とする可動域を確保しましょう。今回は「バレエ動作をしやすくする方法」を紹介します。

 

3つのメリット

正しい関節の動かし方をすることで得られる、3つのメリットを紹介します。

□その1:動作を生み出しやすい

関節アイコン

骨と骨の間に【隙間】を作ると、動きやすくなります。


□その2:よく動けるようになる

関節2

可動が増え、大きく動かせるようになります。


□その3:体にやさしい

関節3

骨と骨の間に【隙間】があるということは、骨と骨がぶつかりにくいということです。

関節の消耗を防ぐことができます。

 

大きな影響:体重・重さ

関節を動きやすくするために必要なことが、2つあります。

▶︎体重・重さを食い止めること
▶︎体重・重さの分散をすること

解説していきましょう。

 

食い止め・分散が必要な理由

□その1:重さは上から下へと流れているから

つまり、下にあるパーツほど、重さの影響を受けています。

重さの影響を受けやすいパーツ

▶︎股関節
▶︎膝
▶︎足首・足部(甲や足裏、つま先など)


可動域を必要としているパーツが、ズラッと揃っています。

 

□その2:関節の隙間を確保したいから

重さがかかるほど、骨と骨の隙間がなくなり、可動が減ってしまいます。さらに、関節を痛めやすくなります。

 

 

 

担当のパーツと方法

重さを受け止めるパーツ、レッスンでやりたいこと。2つのポイントについて解説します。

 

重さを食い止めるパーツ

ここで重さを食い止めて、下のパーツに “ダダ漏れ” しないようにしましょう。

▶︎殿部(おしり)
▶︎内腿
▶︎下腹


3カ所の筋が、一定の緊張を保っている状態が必要です。

 

重さを分散させる

重さを食い止めたら、次は【分散】させます。実際のバレエクラスで「無意識にでも、できていたいこと」です。
技術的に難しいことではありません。少しずつでも気をつけることで、改善することができます。

 

□殿部(おしり)
おしりの真ん中あたりを、寄せ上げましょう。

□内腿
体の中心線に向かって寄せましょう。

□下腹
【お腹の壁】をつくり、終始、保持しましょう。

まとめ

骨と骨の間に隙間をつくりましょう。
・殿部、内腿、下腹で重さを食い止め、分散させましょう。


●バレエに必要な重さを食い止めよう!
9月21日昼WS WS情報:これだけでまるで変わる”体重・重さ”の発想【下腹攻略】 #腹圧 #大人バレエ


[prologue step♪]

3箇所を
緊張させてみよう!  

 

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