パッと目が行きやすい上体。バレエらしく見える上半身の付け方についてわかりやすく解説します。特徴的な要素のひとつです。
違いを押さえる
カンブレ 背骨を弓形に動かすこの動作は様々な表情をつけてくれます。気をつけたいのは【背骨を動かす】よくある誤りは背骨の代わりに肩や肩甲骨、頭や首が率先して動いてしまう事です。特に肩を丸めると急に老けて見えるので要注意😱正確に背骨を動かそうとする意識を持つ事からはじめてみましょう🍎
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) September 18, 2021
バレエらしく見せるためには、日常とは異なる点を押さえることが必要です。
ここを整理しておくことで、バレエ自体への理解に繋がります。
前提条件
大人の場合、標準よりも肩甲骨が離れてしまっていることがほとんどです。つまり、肩甲骨を寄せる必要があります。
この記事の “やってみよう” も、肩甲骨が寄せているところからスタートします。
あくまで「肩甲骨を寄せる」です。
胸が一緒に突き出るなど、肩甲骨以外が動かないようにしましょう。
やってみよう
肩甲骨の位置と高さをとります。
STEP1
まっすぐ立つか、椅子に座ります。
STEP2
頭の後ろで手を組み、肘を後ろに引くことで肩甲骨を寄せます。
STEP3
このとき肩甲骨の位置と高さを覚えましょう。バレエでも同様です。
肘は耳より後ろに設定します。
胸を突き出さないように注意。
バレエらしい状態の動き:パターン
バレエらしい上半身の動かし方には、いくつかのパターンがあります。
Point1:肩甲骨を寄せる+腕を動かす
日常では、腕を動かすと肩甲骨も動きます。
一方、バレエでは腕を動かしても肩甲骨の動きは「最小限」にとどめます。
Point2:肩甲骨を寄せる+背骨を動かす
上体をつけようとするとき、背骨の代わりに肩甲骨がガボガボと動きがちです。これは、誤りです。
肩甲骨を寄せたまま背骨を動かすことで、肩が丸まり、胸がこわばることがなくなります。
Point3:肩甲骨を寄せる+胴体の動き
見逃されがちな胴体の動き。大人にとって、重さ分散や美しいボディライン形成のためにも習得したい要素です。
肩甲骨を寄せたまま前後左右、適切に傾きます。
バレエらしい上半身の付け方 3パターン こちらも参考になります。
今日、1回でも肩甲骨を寄せてみよう!