骨盤を立てられるようになると、バレエレッスンやエクササイズ、ストレッチの効果がしっかり出るようになります。
効果というのは、効果が出る体があってこそ。
その体にするのか、ひたすら衰えるだけの体にするのか。それは、誰のせいでもない、自分自身が決め、行動することです。
さて、復習をしましょう。忘れかけていた人も一緒に思い出して見ましょう!
関連:https://juncotomono.info/20230913-iliac/
*この記事は、2023年8月13日開催「スタンドアップ!腸骨筋」復習用記事です。
実際に取り入れてみよう!
能動的な前傾をとれるようになると、何をしても効果が出やすい体になります。
バレエレッスンはもちろんですが、特に座位のエクササイズやストレッチなどでは、「0か100か」をいうほど、効果は変わります。
座っているだけでも効果が高い座位の姿勢。骨盤を立てる。トライしてみましょう!
バーレッスン
プリエからロン・ドゥ・ジャンブ・アテールまででトライしてみましょう。
- 片足荷重に移るとき
- つま先が床から離れるとき
特に、この2点は無意識に骨盤ポジションが変わりやすい瞬間です。
しっかり確認できるとグッドです。
センターレッスン
骨盤ポジションが動きに与える影響は、想像以上に大きいものがあります。良い方向に向いていても重心の位置が変わるために、慣れていないとやりにくく感じる場合も。
まずは、比較的取り入れやすいバレエ動作から試してみましょう。
- ポールドブラ
- タンリエ
- タンジュ
- タンルヴェやシャンジュマンなど
バレエレッスン外
- 意識する時間を作る
- 座位でボールを後ろに挟む
以前、全くバレエ経験のない方に運動指導をしていた経験があります。
その中の3名は、骨盤がしっかり立っている上、かなり高度なエクササイズ(バレエを習っている人は全滅するような)もこなし、正常可動域も確保できているため、何をしているのか伺ったことがあります。
その際の答えが「できる限り、ボールを挟んで普段から骨盤を立てている」とのことでした。
JBPメンバーは大丈夫かと思いますが、そのほかの方に関しては、バレエを習っているのにバレエで必要とする体になっていないことが多くあります。
3名は、バレエエクササイズも初見で楽々とこなし、足首や甲もよく伸び、脚も上がります。
バレエをやったことがなくても、ヒトにとって必要な体作りをした結果、「バレエ歴30年」の方より、はるかにバレエに適した体になっていました。(もちろん良い意味で)
言葉や思いと行動が伴わないと、バレエをやっていても、まるでやっていないのと同じ体になってしまう場合があります。
それだけ効果があることです。ボールをはさむだけ。3名のように毎日じゃなくてもいいですが、思い出した時はやってみるといいのではないかと思います。
まとめ
能動的な骨盤前傾に取り組めるだけでも素晴らしいことです。
その上で、骨盤前傾するときに忘れてはならないお腹のパワー。ここに関しては、持久力等々課題がありますので、引き続き、体作りなどは継続していきましょう。
レッスンや日常生活、取り入れやすいところからトライしてくださいね!
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