自分を知ること。
自分を受け入れること
全ては、
ここがスタートだ。
序論:がんばる前に、チェックしよう!
ピルエット、ピケトゥール、シェネといった “回転” では、「スポット」をつける。
このときに、頭が傾くことで体があおられてしまい、せっかくスポットをつけたのに、かえって回転が崩れてしまうケースは非常に多い。
結論から言うと、大人の場合は「首の可動域を確保」することをオススメする。
可動域が足りない、ギリギリだと、ムリに動かすことになるため、頭が倒れやすくなってしまうからだ。
チェックポイントと意識の持ち方について、一緒にすすめてみよう!
本論:世界一簡単な “回転スポット” 対策|大人バレエのヒント
本論1:スポットの練習にも!一石二鳥なチェック
鏡に対して、両肩を結ぶラインが直角になるように立ってみよう。
つまり、鏡を正面とすると「真横」を向くということになる。
さあ、鏡の方に顔を向けてみよう。
鏡にうつる、あなたの頭は「まっすぐに立って」いるだろうか。
[チェックしよう!]
▶︎頭が倒れていないか
▶︎横目になったり、目玉が上を向いていないか
▶︎下顎がずれていないか
目や顎が “代償運動” を引き起こしている場合も多いので、合わせて確認しよう。
これらは、首の可動域が足りないために、回転がブレてしまっている可能性が高い。
可動域が確保されると、ムリが減るため、回転自体も安定していく可能性がある。
本論2:最初は、たった5秒からスタート
では、可動域確保のための方法をご紹介しよう。
とても簡単だし、1分もかからない。
[やってみよう!]
①うつ伏せに “ダラッ” と寝る
②頭を横向きにする、片耳を床につける
これだけ。
注意点は、長くやらないこと。
寝違えたりすることもあるので、くれぐれも無理のないように、最初は5秒くらいからトライしてみよう。
可動域が足りない場合は、変に力が入ると可動域が広がらないので、ダラッとした姿勢がオススメ。
余裕がある場合は、[チャレンジ] を少しずつ、取り入れてみよう。
[チャレンジ!]
・ワーク用のうつ伏せ姿勢をとる
・足をバレエポジションにする
・片脚ルティレ(パッセ)にする
重ねていうが、首は体の中でも “取扱い注意” なパーツである。
くれぐれも、無理のない範囲で行うようにしよう。
結論:まとめとポイント
”回転でスポットがつきにくい、つけるとかえって回りにくい” という場合、首の可動域を確保しよう。
①鏡を使って可動域チェック
→代償運動が入っていないかも確認。
(スマホで動画をとても○)
②うつ伏せ5秒エクササイズ
→絶対に無理はしないこと。
ここでポイントを2つ。
②をするときは、できるだけ両胸を床に “ペッタリ” とつける。
②が難しい場合は、①をエクササイズ代わりに活用。
①は、実際のスポットのつけ方を身につける方法としても利用可。
加えて、首を動かすときは、胴体との境目を動かす意識を持とう。
特に、首こり・肩こりがある場合は
ストレッチとしてやってみよう!
●参考 スポットは回転だけではない!スッキリした踊り方に●
→https://juncotomono.info/program/20210324-spot/