背中を立たせるためのカンタン疑似体験をしよう!|大人のバレエ上達

背中立たせる アイキャッチ

この記事では、背中を立たせるためのカンタンな疑似体験を紹介します。気分転換にもなりますので、日常的に取り入れてみましょう。

脱:のけぞり背中

 体を高くするために引き上げようとして起きがちなのが【背中ののけぞり】。胸が前に突き出やすく、いわゆる反り腰状態になってしまい、正しい姿勢を取ることができません。

 

疑似体験をしよう

背中が立つと背面の感覚が育ちます。ここでは、背中が立った状態を疑似体験してみましょう。

 

スタートポジション

□仰向け
□両足は肩幅程度に開き、膝は伸ばして天井向き
□両手は、頭の上で組む

POINT

腰と床との間には、手のひら1〜1.5枚分の隙間をあけます。

 

STEP1:お腹の緊張
のけぞり1

腰の隙間をキープしたまま、お腹を緊張させます。必要に応じて、下腹をプレスしましょう。

 

STEP2:床を圧す
のけぞり2

太腿とふくらはぎで床を圧します。”膝” ではありません。注意しましょう。

 

STEP3:背伸び
のけぞり3

STEP2をすると同時に、背伸びをします。腰の隙間やお腹の緊張は保ちましょう。
正しくできたら、体全体がピンッと長くなっていることを体感できます。

 

ポイント

この疑似体験で最大のポイントとなるのは【太腿とふくらはぎで床を圧す】こと。ここが足りないと、のけぞった状態の再現になりやすいので、必ずやりましょう。

また、STEP3の状態を立位でも取れるようにしましょう。

 

まとめ
□背中がのけぞっているのか、立っているのかの違いを体感しましょう。
□背中を立たせることで、背面の感覚を身につけましょう。


Prologue step♪
今日、寝る前にやってみましょう!

 

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