この記事では、大人からバレエをはじめた人にとても多い “手首が折れる” ことへの対策をわかりやすく解説します。
欲しいのはコレ
バレエは体のラインを繋げて長く見せます。大人バレエの場合、手首がほぼ100%折れています。折れていない人はまずいません。これは🙅♀️ できるだけ早めになおしましょう。とその前に大事な事があります。それは【手首が折れてるって、どんな状態か】を知る事です。自分の考え=バレエ、とは限りません🌼
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) September 14, 2021
バレエでは “体を細く長く見せること” が基本概念として存在します。
手首が折れ曲がっていたり、手指が丸まったり。あるいは、伸ばしているつもりでも方法が適切でないと、体の線が途切れてしまいます。
最初は “伸ばす意識を持ち、やってみる” これでOK。もう一歩、先に行くならば “体の線をつなげる意識” を持ちましょう。
ズレているともったいない!
自分では “まっすぐにしている” と認識していても、実際には、まっすぐになっていない。認識と実際にズレがある状態です。
これはよくあることですので、落ち込む必要はありません。その上で、自分の感覚に頼らず、鏡を見て客観的に確認しましょう。写真を撮ってみるのも効果的です。
確認しよう
今回は、手首が折れやすく、確認しやすい【第2ポジション(アラセゴン)】で対策します。
STEP1:姿勢をとる
まっすぐに立つか、椅子などに座りましょう。お腹を引き締めておくことを忘れずに、よく伸ばされた体にします。
STEP2:腕を横に伸ばす
両腕を真横に伸ばしましょう。手のひらは前向き、肘は後ろ向きです。手指はしっかりと伸ばします。
二の腕が床と平行になるまで、しっかりと上げましょう。
STEP3:位置をとる
二の腕から中指の爪の先までを繋げます。途中で折れ曲がらないようにしましょう。
この時点で、腕〜中指が1本の線になります。
STEP4:形を作る
肘と手首を軽く曲げましょう。
中指はそのままにし、他の手指を動かすことで第2ポジションの形を作ります。
ここが大事
手首が折れやすい人にとって、重要なポイントとなるのが【STEP3】の工程です。
最初は鏡で確認します。慣れてきたら、目をつむっても同じ形を取れるようにしましょう。
□腕〜中指を繋げましょう。
□一定時間、保持できるようにしましょう。
腕・手指の使い方は、こちらが参考になります。
WS情報:バレエの腕・指の使い方【テクニック向上】 #正しい指先 #癖を直す
STEP3までは、3日以内にチェックしましょう!