11月ワークショップ発表!

ディベロッペ・アラセゴンを上げるために必要なこととは?:その直前にヒントあり

高いアラセゴン

アラセゴンに脚を上げることが苦手な人は多いようです。バレエは脚の高さだけが全てではありませんが、それでも、上がらないよりも上がった方が表現の幅が広がります。

特にアラセゴンの場合、バレエの特質と体の仕組みを考慮しないと安全に高さを出すことができません。必ずしも、ダンサーが行っている上げ方が安全とは限らないことを念頭におきましょう。

とはいえ、安全を最優先するあまり、全く高さが出ないのも楽しくはありませんし、バレエとして正しいわけでもありません。適切であれば、一定の高さと安全は両立することができます。

大人がつまづくのはココ

ディベロッペ・アラセゴンで高さを出そうとするときのポイントは、ルティレですでに【高さを出せる状態】にしておくこと。つまり、【ルティレを高さを出すためのプレパラシオンにすること】です。

ただ上げようとするだけでは、股関節の中で骨がぶつかってしまい、高さを出すことはできません。

ところがバレエでは脚のアンディオールを取り入れることで、一般的に言われる高さよりも、はるかに高いところまで上げることができます。

この状態をルティレで作っておく、ということなのです。

脳内バレエをしよう

あなたが普段レッスンで作っているルティレ。

太腿を全く動かさずに膝下だけを動かしたら【アラセゴン】になるかを確認しましょう。もしかして、斜め前に脚が出ていませんか?

一昔前は、「脚を横に出さなくても斜め前に出して回すことで股関節がよく動く・骨がぶつからない」と言われていましたが、これは誤りです。

斜め前に脚を出してしまうと付け根が潜ってしまい、股関節に多くの負担をかけてしまいます。結果として、動きが悪くなります。

調整することはあっても、アラセゴンで斜め前に脚を出すことはあり得ません。ルティレの太腿は【アラセゴン】です。

膝下を伸ばして確認してみましょう。ルティレですでに開いておくことで、さらに高く上げようとするときも、骨がぶつからずに済みます。

ちょっと難しいかもしれないけれど、ルティレですでに、開いていることが大事だということを覚えておこう!

 

12月広告

開いたルティレの作り方

大人に多い間違ったルティレの作り方から卒業しましょう。正しく行うことができれば、太腿の引き締まり、張りのあるルティレが出来上がります。

その1:開こうとする

意識すればできるわけでも、思うだけでできるわけでもありません。意識するだけでソファにひっくり返っていてもできるわけではないのです。

一方で、ただ練習すればできるようになるわけでもありません。

”体が動く” 仕組み

 

①脳から筋肉へ指令が出る
⬇︎
②指令を受けて筋肉が動く
⬇︎
③関節(骨)が動く

意識が弱く、指令が出ていなかったり・微弱で電波をキャッチできないと、そもそも筋肉が動こうとしません。

筋肉が動こうとしてくれないと、誤った方法で動きを生み出そうとしてしまいます。(代償運動・代償行為)
これが、バレエをしているのに老化が早かったり、筋力不足に陥る原因です。

確かに意識だけではできるようにはなりませんが、強く意識しなければできるようになる可能性すら摘んでしまいます。

ルティレをするときは、しっかりと開こうとしましょう。少なくとも、脳から筋肉へ指令を出すことにはなります。

「開いたルティレをしてね!」と。

 

その2:裏腿をしっかり使う

難しい話はできるだけ避けますが、裏腿が働いていないと膝を上げることができません。膝を上げることができないのに、高さを出すことはできません。

まずは、裏腿自体の強さをつけましょう。筋肉の活動が微弱だと体感も生まれませんし、レッスンで弱さを補おうと別のパーツに力が入り過ぎてしまいます。(例 首に力が入りすぎる、指先に力が入りすぎるなど)

注意

「正しい方法をとればレッスンで筋肉はつく」という考え方もありますが、これは、最低でも正しい方法をとれて動ける場合であること、筋肉がつくくらいの負荷をかけていることが条件になります。

 

その3:ルティレの基本を押さえる

そもそもルティレの方法が間違っていたら、良い素材を持っていても誤ったルティレになってしまいます。お教室の基本ではなく、バレエの基本を先に身につけましょう。

レッスンで指導される内容=バレエの基本、とは限りません。お教室内での基本、メソッド・スタイルならではの基本、そのクラスでの基本。

バレエという枠から見れば、これらは “モディフィケーション” に属することですが、個々のエリアでは「基本」と呼ばれてしまいます。

例え教わっていなかったとしても、あなた自身でできそうな【バレエの基本】はやっておきましょう。

 

【ルティレの基本】JBPに来る前に意識しておきましょう。

ルティレハムアイキャッチルティレ(パッセ)の開くために必要なこととそのルール:習っていなくてもやりましょう

 

その4:あとは、伸ばすだけ

開いたルティレが作れたら、あとは膝を同じ要領で持ち上げ、太腿をキープして膝下を伸ばすだけです。

【脚の上げ方】コツはこちら

脚高くアイキャッチ”足(脚)が上がらない” 悩み:種類別のコツとヒント|大人のバレエ上達

 

まとめ

ディベロッペ・アラセゴンを高く上げるためには、ルティレの段階ですでに開いていることが必要です。これにより、骨がぶつかることなく高さを出すことができます。

□ルティレを開こうとする強い意識で、脳から筋肉へ指令を出しましょう。
□ルティレの太腿はアラセゴンに出しましょう。
□裏腿を強くしておきましょう。次に、裏腿の活動を伴うルティレができるようにしましょう。
□ルティレの基本を押さえましょう。
□あとは、同じ要領で膝を持ち上げ、膝下を伸ばすだけです。

 

ファーストステップ♪
次のレッスンでは、開いたルティレを強く意識しよう!

▶︎裏腿の発動とルティレのレシピ
12月7日19時『開く』パッセ・ルティレを作る【裏腿・ハム】

 

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