大きなジャンプ前のグリッサードやシャッセ。
よほど気をつけないと、頭と上体が前につっこみ、腰が引けてしまいます。
跳ばなくてもできる、つっこみ改善。
椅子につかまって、やってみましょう!
バーレッスンでこのような練習があります。
- タンジュ
- 第4 または 第2ポジションのアテール(ポゼ)
今回の課題は、ズバリ「ポゼ」です。
やってみよう!
今回は、前進する動きについてですので【前方へのタンジュ➡︎第4ポジションへポゼ】を行います。
可能であれば、鏡で体の側方をみる(配列)ことをオススメします。
ポイント
▶︎ポゼにおいての体重移動の目安
タンジュした足のカカトが、指定の形を取れる範囲で【最低限】に留める。
▶︎頭や体のポジション
タンジュをした際の位置をできるだけ残し、カカトを床に置く。
さらにプラス!
「頭や上体をつっこまないようにキープ!」
全く何も気をつけていないときと比べて、つっこむ幅は減ることでしょう。
とはいえ、極力“つっこんでいない“状態を作りたいものです。
頭と上体を変形させずに、カカトと背中、後頭部でベクトルをとってみましょう。
下がるカカトから遠ざかるように、背中と後頭部は後ろに引き上げます。
上体をつっこむことなく、助走のステップを行うことができると、次に続くジャンプが跳びやすく、美しくなります。
まとめましょう。
- 頭と上体のつっこみは、バーレッスンから関連付けしましょう。
- 形をキープすることは、なんらかの策を練り、実行するということです。
- 体重を移動する際は、頭と状上体は後ろに保ちます。
- 呼吸によって体が下がらない方法を知る
- 腹圧をかけた引き上げ
- 体幹が強く保たれる
参考:足首の引き上げはこちら
ファーストステップ♪
次のレッスンまでに、ポゼをやっておこう。