リスフラン/ショパール関節:足部アーチの維持のチェックポイント【おニャーさん監修】

足部アーチを正しく保つことは、高い甲を育てるだけでなく、ケガのリスクも減らします。

今回の記事では、リスフラン関節・ショパール関節の紹介や操作方法、バレエレッスンでのチェックポイントを解説します。

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リスフラン・ショパールとは?

足に存在する2つの関節、リスフラン関節とショパール関節についての紹介をします。

リスフラン関節

別名「足根中足関節」と言います。

甲の真ん中あたりにある関節で、バレエでは「集めて」使います。

ショパール関節

別名「横足根関節」と言います。

リスフラン関節と足首の間にある関節で、バレエではよく可動させます。

アテールでのアーチの作り方

リスフラン関節を集めて、ショパール関節を可動させる方法を簡単に紹介します。ぜひ、参考にしてください。

  1. 母趾球/小趾球/踵を床につける
  2. 足趾を外側に広げる
  3. リスフラン関節のラインを床から上げる

アーチを維持したまま動く

アテールで作った足部アーチを保ったまま動くことで、正しいバレエ動作を行うことができます。

以下の動きでアーチが崩れていないかを確認することは、とても有効です。特に、リスフラン関節が広がり、潰れていないかを確認しましょう。

プレパラシオン(アテール)

・脚のアライメントが正しく取れる

・股関節が伸展しやすい

ポジションに戻ったとき

・脚が引けるのを防ぐ

・脚が回しやすくなる

プリエ

・膝が落ちる(不要に曲がりすぎる)のを阻止

・身体が流れなくなる

着地

・身体が引き上がったままでいれる

・姿勢が崩れずに保てる

エポールマンとの関係

意図的にショパール関節を操作できなくても、エポールマンを的確に行うことで可動性を高めることができます。

足をしっかりアンディオールした上で、エポールマンをつけるのがポイントです。

JBPバレエWS 「肋を閉じる 外腹斜筋」

肩の向き/エポールマンにプラス、身体の絞り方を加えましょう。

外腹斜筋の働きは、エポールマンだけでなく、肋間の閉じ方やアラベスク、回転動作での「送る」などの主役であり、凡庸性の高い項目です。

バレエステップでの実践確認を多く行いますので、実際のレッスンにすぐ活用できます。

まとめ

足部アーチを維持することで、全身のアライメントが正しく整います。

身体の重さを支える足。リスフランやショパール関節の操作、エポールマンなどを合わせて、足部機能を高めましょう。

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