【重要】ブレない方法 [3つのポイント/2つの必須項目]|大人のバレエ

おニャーさんの部屋へようこそ。

バレエをもっと好きになろう!

 

子供の頃は「弱い弱い」言われ続けていた。

大人になってからは、「強い」と言われる機会が圧倒的に増えた。

 

もちろん、トレーニングもしたが、最も気を払っていたのが「いかに短時間で強くなるか」。

少しでも早く、上手になりたかったから。

 

さて、少し前のツイートをご覧いただこう。

 

いつまでも体幹が弱い人の特徴

・姿勢を良くしようとしない、適当

・トレーニングをやればOKと思っている

・弱い=体の使い方のせい

 

当たり前のように思えるが、ほとんどの人がどれかには当てはまる。逆にいうと、特別なことをしなくても、これらができていれば、最短で体幹が強くなる可能性が出てくるってモノだ。

 

もう少し、詳しくみていこう。

 

【重要】ブレない方法 [3つのポイント/2つの必須項目]

 

 

▶︎結論を先に言うと「考え方・発想」に問題あり。

こういうときにこそ「正しい知識」が必要。

・1つ目:「伸ばす」を理解する

・2つ目:「止める」を理解する

・3つ目:正確に体現する

 

ポイントは、この3つ。

順番に解説しよう。

 

 

「伸ばす」を理解する

まず、知って欲しいのは「伸ばす」。

 

▶︎「伸ばす」=「距離を出す」

この方程式を頭に叩き込もう。

 

つまり、こういうこと。

 

 

▶︎正しい認識

スタートは両方とも同じ。

片方を固定して、もう片方を遠くにするから「伸ばされる」。

 

 

▶︎間違った認識

ほとんどの人はコレ。

伸ばしているつもりが、スタートまで移動しちゃっている。

長さ変わらず、距離変わらず。

 

要するに、伸ばすとは「スタートを固定し、ゴールをどんどん遠ざけること」。

 

 

 

 

「止める」を理解する

位置が問題。

自分が自然だと感じる状態を基準として、そこを止める。

もう片方を遠ざける。

 

”自分が思う自然=人間の身体機能的自然” とは限らない。

解剖学の本に出てくるような「基本的な立ち方」。

これができる現代人は、数少ない。

 

 

結論からいうとこう。

・その1:解剖学の本に出てくるような位置を取れるようにする。

・その2:片方を止めて、片方を遠ざける=伸ばす

・その3:バレエの「特質」を取り入れる

 

モノゴトすっ飛ばしたい人は、必ず存在する。

あなたには伝えておこう。

”その1”  と “その2” をすっ飛ばして、”その3” に行くことは、満帆のゴミ箱に、さらにゴミをぶち込むようなものだ。

 

 

正確に体現する

自分が思っていることと、実際に動いていること。

イコールになっていることは、ほとんどない。

 

▶︎大事なのは、独学しないこと。

独学すると、頭と体がズレたまま、動きを認識してしまう。

いつしかそれを「正しい」と思ってしまう。

 

▶︎専門家が必要な領域であることを認めよう。

体やバレエのことは、独学ではできない。

どんな天才バレエダンサーにも「教師」がいたことが物語っている。

 

▶︎誰に聞いたらいいのかわからない!

こんな場合は、JBPへどうぞ。(笑)

世界中のどこよりも「大人に適切かつ最適な情報」を提供します。

 

 

「体幹強い」本当の意味

 

体幹が強い弱いをカン違いしている人が多い。

ものすごく、ざっくりというならばこう。

 

体幹が強いとは、動きに振り回されないように、「止めておく・固定する」こと。

要は、”ブレない” ということ。

 

 

ブレてばかりの踊り方は、そちらにばっかり目がいく。

観ている方が「大丈夫かな…」と心配になって、踊りを見るどころではない。

表現力云々の前に、安定したテクニックを身につけておかなければ、どんなに表現したところで、観てもらえない。

 

 

 

大人がブレブレになる原因

もちろん1つではない。

その上で、とてつもなく大きな問題が潜んでいることに、ほとんどの人は気づいていない。

腕が、ブレる原因になっているということに。

 

「背中から腕を使いなさい」と先生が言う理由。

・もちろん、見た目

・もちろん、ブレないようにするため

 

背中から腕を使うことで、「長い腕」に見せる=演出する。

もう1つは、腕という長いパーツを体幹と繋げ、固定力を高めることで、動きを安定させるため。

 

 

▶︎回転が苦手なワケ

腕の使い方が下手な人に、回転が得意な人がいない理由がこれ。

腕の使い方が悪い=腕に体が振り回される

どんなに体幹トレーニングしても、回転に反映されないワケだ。

 

 

普段は寄せよう

腕と体幹を繋げるポイントは「肩甲骨」。

肩甲骨を止めて、背骨や腕を動かせることが目標だ。

 

▶︎普段は…

大人は肩甲骨が離れすぎ。

正確な位置を取ることは、専門家に診てもらうとして、普段は肩甲骨を寄せてみよう。

 

 

▶︎やってみよう!

・肩甲骨を寄せる

・胸や鳩尾の位置を保ったまま行う

・この2点が前に移動しやすいので注意

 

 

肩甲骨の位置を取ることは、大人の必須項目。

・肩甲骨を止めて、背骨を動かせるようにすること。

・肩甲骨を止めて、腕を長く使えるようにすること。

 

大人バレエは、ここから始まると言っても過言ではないほど、重要度は高い。

 

 


●肩甲骨を止めて、背骨を動かす
https://juncotomono.info/program/20210810-16-spine/

 

●背中から腕を動かす
https://juncotomono.info/program/20210818-19-arms-hold/


 

[prologue step♪]
今日は信号待ちで
10秒、肩甲骨を寄せてみよう!

 

おニャーさんより

 

著者おニャー

JBPタイトル