「トルソースクエア」という言葉、聞いたことはありますか?
胴体に関する、バレエの指導言語です。
今日は、トルソースクエアについて、一緒に学びましょう!
トルソースクエア
聞いたことある人も、ない人も、ちょっとだけ復習。
トルソーをスクエアに保つとは?
・「胴体の四角形を保ったまま動いてね」という意味。
・不用意に胴体が変形するのを避ける目的がある。
アンディオールへの影響
正しいトルソースクエアの保ち方は、アンディオールができるかどうかの分かれ道。
[正しい]というのが重要で、正しくないトルソースクエアの保ち方ではアンディオールは入りません。
例えば
・ピケアラベスクから支持脚がプリエに降りるという動作。
・支持足の踵を前に送り込むことは、アンディオールを保つための1つの手段。
この時、正しい解釈のトルソースクエアの操作ができれば、脚と足を外向きにし、アンディールを形に表すことができます。
あなたに質問
正しいトルソースクエアからの恩恵は、これだけではありません。
骨盤部を含む胴体が、アンディオールできる環境を提供することで、より自然な上半身の動きが生まれます。
とってつけたわざとらしさではなく、必要だからこそ表れる上半身の動き。
そして何よりも、可動域に自身がない人にこそ、[正しいトルソースクエア]は、マストアイテム。
実際の関節可動域のフル活用と、それ以上にアンディオールして見せることができるからです。
さあ、あなたも今日から、トルソースクエアを意識してみましょう!
まず、ここから
第1段階で身につけておきたい感覚。
それは、トルソーを変形せずに保ち続けること。
・脇腹/ウエストの“背骨以外の骨がない部分” を把握。
・左右の脇腹に“突っ張り棒”を各1本ずつ、合計2本差し込んだところをイメージ。
ここからスタートさせましょう。
この先に、動きによって胴体がどう動くかを学びます。
この続きはワークショップで、一緒にやろう!
まとめ
トルソースクエアについてまとめます。
- トルソースクエアとは、胴体を四角く保つことで、体の不要な変形を防ぐ目的のある指導言語です。
- 正しいトルソースクエアは、アンディオールできる環境を用意します。
- 上半身や可動域にも影響します。
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