ターンアウト絶好の機会:前方向へのポールドブラ

2022−2ー前ポールドブラ

スマホが普及する前、2つ折りの携帯電話がありました。

体は、2つ折りにしません。

ストレッチは、レッスン外でやってください。

バレエレッスンですることは「バレエ」です。

脳から送られる情報の整理

バーレッスン、冒頭のアンシェヌマンで登場する前方向へのポールドブラ。

上体を前に倒す動きです。

脚をしっかり寄せ、しっかり回す、絶好の機会です。

だからこそ、レッスン冒頭で登場します。

あなたを邪魔するのはあなた

前方向へのポールドブラに対してのイメージと目的。

情報をアップデートしましょう。

  • 裏腿のストレッチ目的ではありません。
  • 脚の付け根から2つ折りするものではありません。
  • もちろん、ダラッとリラックス、休憩するためのものでもありません。

特に多いのが、ストレッチと2つ折りという発想です。

この情報は、正しいカンブレデヴァンをする際、あなたの正しい行動を阻害するものです。

脳から送られる情報を正しいものに置き換えましょう。

*裏腿は伸ばされますが、それ自体が目的ではないことを整理しましょう。

なぜ、アンディオールなのか

前方向へのポールドブラは、ターンアウトを促します。

まっすぐ立っているよりも、はるかにやりやすいのです。

なぜでしょう。

私たちが立っているとき、脚の上には頭、胴体、腕といった上半身が乗っています。

脚の上には少なくとも【上半身の重さ】がかかっています。

いわば、漬物石が脚に乗ったまま、脚を寄せたり回しているわけです。

一方で、前方向へのポールドブラでは上半身を前に倒します。

脚の上にはありません。

その分、上半身の重さは分散され、脚を動かしやすくなります。

漬物石が取れた状態なのです。

あらゆる動作の中でも、トップクラスでターンアウトしやすいのが、バーレッスンでのポールドブラです。

3月発表2022

ポイント&トライ

ここでは、物理的にわかりやすい「第1ポジションでの前方向へのポールドブラ」を取り上げます。

他のポジションでも同様ですので、順を追ってトライしてみましょう。

正しい方法のポイント

アンディオールを促すために、2つのポイントを押さえましょう。

  • 左右の太腿をくっつける
    ➡︎後ろから見ると隙間が空いている人が多い。
  • 太腿を前から後ろへぐるっと回す

太腿がピッタリついているか、離れてしまっているか。

非常にわかりやすいのが第1ポジションです。

上体が前に倒れても、太腿はしっかりつけておきましょう。

また、第5ポジションの場合、前後の脚に隙間がないか(両方の太腿がくっついているか)、後ろ側の腿で前側の腿を押し出しているかを確認しましょう。

やってみよう

実感しやすいように、エクササイズとしてやってみましょう。

用意するもの タオル(薄手がおすすめ)

  1. 第1ポジションに立つ
  2. 太腿にタオルを挟む
  3. タオルを落とさないように、カンブレデヴァンをする

違う言い方をすると、タオルを落とすということは脚のアンディオールが足りないということです。

タオルを落とすほど、上体を下に倒してはいけません。

体の感覚的にわかりにくい場合は、このエクササイズを何回かやってみて、どのくらいならタオルを落とさずに済むのか、予め、確認しておきましょう。

バーレッスンで、これ以上、上体を倒さないようにすることで、少なとも脚がアンデダーンしてしまうことを防ぐことができます。

まとめ

前方向へのポールドブラは、バレエの動作です。

バレエレッスンでは【バレエ】をします。

柔軟運動でも、健康体操でもありません。

ここをしっかり心得ましょう。

  • 前方向へのポールドブラは、脚のターンアウトをしやすい動作です。
  • 上体を前に倒しても、太腿をつけたまま、ぐるっと後ろまで回しましょう。

ファーストステップ♪
前方向へのポールドブラで学ぶことを、頭にしっかり叩き込もう!

【実践編:ターンアウトはこのように】

【Thank you】


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あなたが基準に沿ってレッスンすることは、バレエを愛する全ての大人に向けて、本当のバレエを、安全で適切な基準と方法を提供することにつながります!

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