11月ワークショップ発表!

ジャンプで膝つま先を美しくするためのヒントと実践

2022-2-膝

どちらかだけでなく、どちら「も」必要です。

それが膝とつま先を伸ばすこと。

動きの中で両方が伸びているように見せるためには、ただ伸ばそうとするのではなく、発想の切り替えが必要です。

「膝」と一言に言いますが

膝を伸ばす、膝を曲げる。

膝という言葉を使っているために、膝のお皿部分をどうこうしようとするのは、当たり前の話です。

その上で、バレエで「膝」という言葉が出てきたときは、受け取り方の注意が必要です。

まず、ここを解説します。

この発想を持とう

下肢、大腿、下腿といった言い方がありますが、馴染みがないと思いますので、長くはなりますがわかりやすい言葉を使いましょう。

  1. 太腿(フトモモ)
  2. 膝から足首にかけての部分

つま先を伸ばすことや荷重は、「足」で行うことですので、「脚」(①と②を合わせた部分)と独立して動かすことができれば、脚とは関係のない話です。
(もちろん、連鎖はしますが)

膝がどうあろうとつま先を伸ばせなければなりませんし、つま先がどうあれ膝が伸ばせなければなりません。

ここは、整理しておきましょう。

膝を伸ばす、曲げるというとき、膝のお皿部分をどうこうしようとするよりも、①と②をどのように動かすかという発想が必要です。

問題解決のヒント

脚(レッグ)と足(フット)は、独立した存在です。

その上での連鎖になります。

まずは、独立させることで、あなたの癖や間違った方法を改善に導くことができます。どちらかの動きを停止させた状態で、もう片方を動かすことは、パーツの独立に役立ちます。

3月発表2022

ざっくりと分析

膝を伸ばすという動きがどのような状態か、イメージがつく範囲で分析してみましょう。

イラストは、第1ポジションの片側を正面から見たところです。

*ざっくりしたものであることをあらかじめご了承ください。

膝が曲がっている

太腿と膝から足首にかけての部分に何も力が働いていないと、体重という重みが重力によって下に、かつ、外側へと流れていきます。

そのため、膝を伸ばしているつもりでも「緩んでいる」と判断される状態に陥ってしまいます。

膝を押し込んでいる

膝の押し込み

膝のお皿を後ろに押し付けている状態は、言い方を変えると「逆方向に曲げている」になります。

一見、伸びているように見えても、実は、膝を曲げているのです。

OKー膝が伸びている

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太腿と膝から足首にかけての部分が、体の中心に【寄せている=集めている】状態を膝が伸びていると言います。

関節と言って、膝のように曲がる部分ではなく、太腿の真ん中、膝から足首にかけての部分の真ん中あたりという、曲がらないところを寄せることが重大ポイントです。

動きの中で特に目立つ

太腿を寄せることの重要性については、これまでの ”おニャーさんの部屋” でも取り上げていますが、動作の中で「つま先と膝」を同時に伸ばす際、特に注意したいことがあります。

特に、センターレッスン「ウォームアップジャンプ、アレグロ、ミドルジャンプ」に表れやすいことですので、ここでは、第1ポジションのタンルヴェを例にとって解説します。

太腿は、もちろん体の正中線に向かって寄せていきます。(A)

こうした動作で注意したいのは、足よりも太腿を内側に寄せるということ。

Bのように、足より外側に太腿があると膝が緩んでしまいます。

これは、「つま先を伸ばそう、甲を出そう」としたときに起こりやすい間違いです。

まずは、足よりも太腿を内側にすることに意識を持ちましょう。

補足

Aのイラストを左右反転させるとBになります。

つまり、バレエクラスでよく見かけるBは、全く逆のことをしていることになります。

まとめ

つま先を伸ばそうとすると膝が曲がってしまうという、大人に多い連鎖は、足と脚の独立によって断ち切ることができます。

レッスンでの対処としては、【膝を伸ばすとはどんなことを言っているのか】を理解することで、正しい発想へと導いてくれます。

足と脚の独立がうまくいかないなど、機能面で不足がある場合はフロアエクササイズなどを活用し、補充していきましょう。

  • 膝の動きは、太腿と膝から足首にかけての部分、2パーツで考えましょう。
    ➡︎膝のお皿でオペレーションしないように注意。
  • 関節ではなく、関節と関節の中間を意識しましょう。
  • 動きの中では、足より太腿が内側に位置することで、膝が伸びて見えます。

ファーストステップ♪

太腿と膝から足首にかけての部分のパターンを整理しよう。

【実践編:バレエ動作で伸ばして見える】

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