体だけでない、理解も知識も連鎖する

【JBP大人専用バレエワークショップ】

2023年10月11日開催

▶︎ 足首足指 カマアシの改善

▶︎エポールマンを見直そう

ワークショップの様子

ワークショップ開催日から、2週間前後に【復習】記事をアップします。

少し、忘れかけた頃に、ぜひご活用ください♪

足首足指 カマアシの改善

自分だけの情報を活用しましょう

それぞれのポイントがありましたね。

足指と言っても、今回フォーカスしたのは足指の付け根。その中でも、それぞれの接地位置や必要とする小趾の高さがありました。

足の形だけでなく、機能、動き方の癖などは、それぞれ異なります。そして、自分自身で把握するのは、意外なほど難しいモノです。

この日得た情報は大切に活用していきましょう!

私自身、ひとりひとり時間をかけてみたことで、発見できたこともたくさんありました。何をしたら、みなさんがよくなるのか、大人ならではの体の状況を知ることもできました。

大変有意義な時間を過ごさせていただきましたが、参加者の皆さんはいかがだったでしょうか。

充実した時間と感じていただけるのであれば、大変嬉しく思います。

足首との関連性

足首の可動域。今まで可動域があまり出なかった方も、だいぶ広がってきたように感じます。

足首の可動域に関しては、一定程度確保しないと、ルルヴェにしてもタンジュにしても、中途半端な状態になり、結果として、カマアシに見えてしまいます。

この場合は、足首の可動域を確保しましょう。レッスンだけでは広がりませんので、ストレッチやエクササイズなどを行う必要があります。

少しずつでも、可動域が出てきた方は、そのまま継続してほしいと思います。来月は、とにかく可動を出すことを目的としたワークショップが予定されています。

使い方、動かし方の前に、いろんなバリエーションで可動を出していきましょう!

カマアシの対策にもなる足指そのものの動かし方についても行います。

『とにかく動かす足首・足指・足裏』[BALLET WORK SHOP]

今後の課題

脛の立たせ方に関しては、まず自覚できるところから始めましょう。脛が寝てしまっていることに気づけるようになれば、話は早くなります。

それには、正誤を把握すること。鏡を上手に活用すること。この2点がポイントになります。

また、脛に関しては、12月プログラムで開催しますので、できるだけご参加ください。有意義なものになると確信しています。

立ち方、動き、ポジション。根幹に着手するJBPならではのプログラムです。月末には、スケジュールを発表しますので、もう少しお待ちください。

また、足指に関して、もう少し言及したいと思います。

足指を伸ばす筋肉そのものへのアプローチはもちろん続けるべきですが、足部内在筋が入っていないこと、前腿の出力が弱く膝のお皿が上がりきっていないことで、デミポイントからポイントへの移行時に、足指が丸まってしまっています。

これは、全員がそうでした。

ここに関しては、年が明けてからプログラムとして開催する予定です。内在筋に関しては、とにかく出力をしましょう。そして、神経経路がここまで行き届くようにしましょう。

この日は、いつも以上に積極的にメモを取る姿に感心しました。貪欲に受け取ろとうするその姿勢、素晴らしいと思います。

大変よくがんばりました。ありがとうございました。

エポールマンを見直そう

他プログラムとの効果

向きに関しては、慣れない割にはよくできた方ではないかと思います。トルソーと上肢帯の使い分けが、他のプログラムでの複数回取り上げた甲斐あって、WSに参加している方ほど、理解が深かったように感じます。

あとは、腕がちょっと押さえつけれらた感じというか、重い印象を受けるのが、もったいないかなと思います。

その分、体が潰れてしまうので、脇腹が要所要所でやや縮んでしまう印象でした。

ここに関しては、上腕の内旋がしっかり入ると解決します。バレエ特有のエアリー感、ふわっとした軽さが出せるようになるでしょう。

また、これは見た目だけの問題にとどまりません。基礎の部分に当たります。テクニックにも影響が出ますので、上腕のポジショニングは正確に行いましょう。

『上腕内旋と脇を上げる』[BALLET WORK SHOP]

ウルトラC

トルソー自体は、以前と比べると随分強くなりましたね。ニュートラルまでは、腕にトルソーが振り回されて、腹部や腰背部が抜けることが少なくなってきました。

その上で、ここから肩甲骨を寄せるという操作が入ると、ちょっと抜けやすいのかなーといった印象を受けます。

最も今までは、その分、肩を捻ってしまうという、ある種の「ウルトラC」で処理してしまっていたわけですから、正しい動き方をすることで、抜けやすいところが抜けるというのは、むしろ前進と言ってもいいのかも知れません。

大幅に抜けているわけではないので、肩甲骨操作が含まれるポジションになれるまでは、ちょっと意識を持ってもらえると、早期解決するのではないかと思います。

プレパラシオンの効果

バレエ動作で、これまでになくハッキリ現れていたことがあります。

プレパラシオンで適切なエポールマンが取れていた場合、動きでも比較的エポールマンが取れている傾向にあります。

一方、プレパラシオンがおざなりになっている場合、その後、エポールマンをしっかり取ろうとしても、最後までそのままのケースが目立ちました。

当たり前といえば、当たり前ですが、こうはっきり分かれると、プレパラシオンをみていなくても、きちんとやったかどうかがわかってしまいます。

今回の内容に関しては、プレパラシオンでのエポールマンでの効果だということが、はっきり表れていますので、ぜひ活用してほしいと思います。

気温が下がってきましたが、靴下などの防寒ウェアをご用意いただき、ありがとうございます。

体調を崩さぬよう、手洗い、睡眠、栄養補給。しっかり行ってまいりましょう!

ご参加いただきありがとうございました。

JBP

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