私たち大人は長い間、日常生活を送るための体として機能してきました。生活習慣によっては、体が偏って可動域の減少や筋力がつかない原因にも。“がんばっているのに結果が出ない”という場合は、一度見直してみると早いかもしれません。
日常生活をより快適にするために、バレエを踊りやすくするために。
その体作りについてざっくりと解説しますので、最後までお付き合いください。

アンケート上位ランキング
JBPでは、はじめてワークショップを受講される方にアンケートのご協力をいただいております。そのアンケートで、必ず上位に入るのがこの項目です!
- 体の感覚や動きやすさについての理解を優先的に考えたい
- 安全に長く続けたい
- 健康のために続けたい、カラダを作りたい
カラダに関しての内容がラインアップされています。それだけ、カラダに関しての関心や悩みが多いということでしょう。
日常生活から生まれる偏り
日常生活においての動作は常に、非対称です。また、座りっぱなし・立ちっぱなしというのも、ある意味偏りです。この偏りは、あなたを悩ますこんな問題の原因になっています。
- 一部が硬直する/固まってしまう=機能不全
- 可動域の減少
- 筋力の低下
偏った体のままだと、その体にとって使いやすい筋肉や関節ばかりが働いてしまいます。偏り度が加速してしまいますので、その前にリセットしておくことが重要です。
結果が伴う体に
エクササイズや筋トレ、ストレッチ、レッスンをしても、なかなか体が変わらない。感覚が得られないとがっかりしてしまうこと、ありますよね。
そういう時は、いきなりどこかをどうこうする前に、体をリセットしてみましょう。
あなたの努力が実りやすい体に変わります。
リセットのポイント
ただ強ければいいわけではない。ただやわらかければいいわけでもない。でも、弱くて固いのも卒業したい。バレエは、強く・しなやかに。そのポイントをお伝えします!
ポイント①全身を長く
大人の筋肉は弛みがち。まずは、全身を引き伸ばして動かしましょう。ポイントは、手や足、頭頂部といった「末端」を体の中心から遠ざけること!
ポイント②可動域いっぱい使う
ボディビルのようなゴツゴツした体ではなく、しなやかになりたいのなら、動かせる範囲を目一杯使いましょう。意識しないと途中で動きを止めがち。可動域ギリギリまでしっかりと大きく動かしましょう。
ポイント③重さに対抗
体の重さを動き方や使い方によって分散できると、関節にかかる重さが分散されるので可動域確保がしやすくなります。また、引き上げなどエレメンツ攻略にも役立ちます。
エクササイズなどをするときは、3つのポイントを押さえてやってみてくださいね。
