今回は、バーレッスンで支持足をチェンジするコツを、3つのお約束と5つのポイントに分けて紹介します。心当たりをピックアップして、自分なりのルールにしておきましょう!
お約束1:体はまっすぐ保つ
バーレッスンで支持足が変わるときがあります。頭を含む上体が前後に揺れないようにしましょう。まずは、まっすぐ天井方向に体を伸ばします。「どうしても前後に揺れてしまう!」という場合は、まず頭から引き上げてみましょう。下からではなく「上に位置するパーツから上げる」がバレエの鉄則です🍎
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) July 14, 2021
支持足が変わるとき、上体も一緒につっこみがちです。
ここでのポイントは、ツイートにある “まっすぐ天井に体を伸ばす” こと。さらに重要なのは、そうなっているように【見せる】ことです。
お約束2:脇腹ラインを立てておく
支持側となる方の脇腹を、まっすぐ立てましょう。ここが斜めに倒れると、支持脚を引いてしまいます。おしりに座ってしまうと、崩れやすくなるので気をつけましょう。
お約束3:肩幅を広げる
頭や胸が前に突き出でることを防ぐためにも、肩幅を広げましょう。狭めるでも、張り出すのでもなく、”横方向に広げること” を意識することは、体のブレを減らす効果もあります。
つまみ食いOK!5つのポイント
レッスンで意識することを、具体的に把握しましょう。
【マイ・バレエルール】My ballet rules
・順不同OK!
・つまみ食いOK!
心当たりのあるものをピックアップして【マイバレエルール】にしよう。
□ポイント1:ほんの少し、後ろ気味に
まっすぐに体を伸ばそうとすると、少し前に倒れてしまいます。上体をほんのわずか後ろに伸ばすことで、まっすぐに伸びることができます。
バーを、しっかりと上から圧すことがコツです。
□ポイント2:骨盤とおへその向きを分ける
骨盤前面の三角形とおへその向きを分け、それぞれ、正しくポジションをとりましょう。脇腹が立ちやすくなります。
□ポイント3:支持側コシボネを内側に寄せる
新しく支持側になる方のコシボネを、内側に移動させます。内腿が働き、骨盤を安定させます。
□ポイント4:肩甲骨の位置をキープ
支持足が変わるときに肩甲骨が外側にズレると、頭から突っ込んでしまいます。肩甲骨の位置は保持、もしくは、「少し寄せながら」を意識しましょう。
□ポイント5:指先と肘の向き
向きが変わると、即、胴体に影響を及ぼすのが腕と手。特に、アラセゴンに出している指先が床の方に垂れ下がりがちです。
指先と肘はセットで向きをとりましょう。
・支持足を変えるときは、体をまっすぐ上に伸ばしているように【見せる】
・上体の形やポジションが、できるだけ変わっていないように【見せる】
➡︎これらを実現しようとする行動を【引き上げ】という。
●しっかり、学ぶ
WS情報:”軸”を立てるバレエの支持脚【アライメント攻略】 #立ち方 #股関節
[prologue step♪]
どれをつまみ食いするか
決めてみよう!