ルルヴェと一般的なカカト上げ。方法はそっくりでも、目指すことは違います。この記事では、まっすぐなルルヴェのコツについて解説します。
知っておトク
普通の人がカカトを上げるとき、必ず、体を前に倒します。それをせず、まっすぐ上にあがるのがバレエです。つまり、頭や上体が前に移動することなく、カカトが上がります。ルルヴェは単なるカカト上げ運動ではありません。やりにくい事をやるからこそ、しぼれた体のラインを見せることが出来るのです🌸
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) July 31, 2021
バレエと一般的なカカト上げについてのツイートです。この記事を読み終える頃には、ルルヴェと一般的なカカト上げ運動の違いが理解できます。
ルルヴェとカカト上げの違い
ここでは、わかりやすくするために、呼び方を2つに分けます。
・バレエで行われている “カカト上げ運動” →ルルヴェ
・一般的に行われている “カカト上げ運動” →カカト上げ
カカト上げの仕組み
カカトにかかっていた体重が、つま先の方に移動します。重さを前に落とし、重心を移動させることでカカトが上がります。そのため、体全体が前に傾きます。
これが、一般的なカカト上げ運動で起きていることで、自然に、やりやすいように動くと、このようになります。
ルルヴェの仕組み
体が前に傾くことなく、まっすぐ上に移動します。前に倒れそうになるのを食い止め、調整することが必要です。
自然にカカトを上げた場合、バランスが取れていたとしても、体は前に倒れています。
何もしなければ、体は前に倒れているものだということを覚えておきましょう。
正しいルルヴェのコツ
どんなポジションでも。両足・片足問わず、基本的な考え方は同じです。
後面で捉える
体の後面を捉えます。”頭の後ろ・背中・おしり・脚の後面” を天井方向に移動させましょう。体の後面にある壁が、上方移動するイメージを持つといいでしょう。
間違った捉え方
よくある間違いは、体の中心に「軸」をとり、引き上げようとするもの。これだと、体が前に傾くので “ルルヴェ” ではなく “カカト上げ” になってしまいます。
まとめ
・ルルヴェでは体が傾くことなく、まっすぐ上に移動します。
・体の後面にある壁が上方移動するイメージを持ちましょう。
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ルルヴェとカカト上げを
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