連載「教わる力」〜①彼女たちの共通点〜|大人のバレエ

“あなた” と “おニャーさん” が、お茶会をする「エッセイ」。

ご近所会議でもするかのように、座談会にお付き合いください。

好きなお茶のイメージはできましたか?

お気軽に読んでみてください。

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今日のわたしのメニューは、カフェオレです。

ときどき、こうしてミルクを入れます。

 

3回の予定で「教わる力」について、あなたとおしゃべりしたいと思います。

 

”指導力” という言葉は耳にすることがあると思いますが、「教わる力」、ほとんど聞かないかもしれません。

といえ、教わる力は確実に存在します。

私が感じる「教わる力」のエレメンツの一部をお伝えしましょう。

 

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教わる力がある人に共通していることがあります。

それは、初めて受けるクラスやスタジオでの「ショッパナ」の印象が「明るく、ハキハキとしている」こと、自分を知ってもらう努力をしていること。

 

 

例えばこんな感じ。

「○○と申します、初めてですがよろしくお願いします!」努めて明るい雰囲気で、自分からアクションを起こしている傾向があります。

声をかけてもらうのを待つのではなく自分から。

まず、ここから違います。

 

 

教師といえども、初対面は緊張するものです。

そうでなくとも私の場合、いまだにバレエワークショップ前は “吐きだす勢い” で緊張しています。

こうして、明るく接してくれるのは非常にありがたいし、声をかけやすくなります。

一つ、思いやりの形とも言えるのではないでしょうか。

 

 

こうした方は「教わる」ということの本質を身につけているように見えます。

レッスンの受け方や向き合い方が、まるで違うのです。

 

自分を高く見積もることなく、謙虚で、何が目的で稽古場にいるのかをわかっているのは、動きを見る前にわかります。

スタートが違うのは明らかですから。

 

 

つまり、こういうことです。

 

ハナから「自分が理解できる “ハズ”、知っている “ハズ”、できる “ハズ”」どこかでそう思っていると、

・自分にとって難しい
・自分にとって理解できない
・自分が知らない

そうしたことを受け入れることができないんです。

意地を張ってしまったり、なんとなく負けてしまったように感じたり、今までの自分を否定されたように「カン違い」してしまうわけです。

 

一方で、教わる力がある人は「だからこそ教わりにきている」と、しっかり受け止めています。

[受け止める] ここが圧倒的に違います。

 

 

つい先日、そうした方にお会いすることができました。

とても素敵な「大人」でした。

 

教わる力があると、全てが前進していくものです。

あなたも教わる力、しっかりつけましょう。

この続きは、また今度。

 

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今日は、このあたりにしましょう!

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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