動きをはっきり見せよう:誰でもできる意識の持ち方

大人からバレエをはじめた方には、特に意識して欲しいこと。

動きの輪郭をはっきりさせる練習の仕方をわかりやすく解説します。

何をしているのかを伝えよう

あなたがどんな動きをしたいのか、どのようなフォルムを見せたいのか。

“何をしているのか“ 先生にわかるように【踊りで】表しましょう。

これも、表現の一部です。

間違いだったとしても大丈夫なんです

「私はこうしたい、こんなステップをやっています」

結果として例え、それが間違いだったとしても大丈夫。

何をしたいのかが伝われば、先生は、それに対しての提案をすることができます。

望ましいのであれば、自信を持って継続することができます。

間違いであれば、癖になる前に、正しいアプローチに切り替えることができます。

いずれにしても「伝える」ことは、とても大切です。

意識してみよう

ステップを2つにわけてみましょう。

  • ムーブメント(動作)
  • ポーズ(静止)

ムーブメントに分類されるものを、ストップモーションにしてみましょう。

動きをダラダラと流してしまうことを防いでくれます。

プレパラシオン&フィニッシュ

動きはじめと動き終わり。

ここはピタッと止まりましょう。

少なくとも、バーでもセンターレッスンでもプレパラシオンでピタッと止まることはできるはずです。

こうしたことの積み重ねが動きをはっきり見せることへと繋がります。

コマ送りからスタート

ムーブメント、動作を一度、コマ送りにして整理してみましょう。

例題として、「ピケアラベスクからススで立つ」という動きをざっくりとコマ送りにしてみます。

  1. プレパラシオン
  2. 第1アラベスク
  3. 第5ポジションのプリエ
  4. ススに立つ

4つの動作をコマ送りにしてみます。

止まる箇所を4つ作るわけですから、見た目は滑らかさに欠けたり、硬い動きに見えることでしょう。

それでも、この4か所で止まろうとする意識が大切です。

この先で「いい塩梅」を探す作業に入ります。

この4つのポイントが流れてしまうと、何をしたいのか、何をしようとしているのかが見えてきません。

イメージはコマ送り。

動いてはいるけれど、要所要所で静止を加えます。

まとめ

あなたが何をしようとしているのか、何をがんばっているのか。

先生にも伝わるようにしましょう。

提案を受けやすくなるだけでなく、動きがはっきりと見え、質の向上に繋がります。

  • プレパラシオンとフィニッシュは止まりましょう。
  • 動作をコマ送りにしてみましょう。
  • コマ送りができたら、あとは加減の問題です。

ファーストステップ♪

レッスンで登場したムーブメントをコマ送りにしてイメージしてみましょう。

【Thank you】


JBPでは、大人の方が最適に踊れ、かつ、今後の日常生活にも望ましい基準を定めています。

あなたが基準に沿ってレッスンすることは、安全で適切な基準と方法を提供することにつながります!

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