2番ポジションの復習をしましょう。
それそのものを見せるポジションではないからこそ、じっくり機能面と向き合えます。
後半のボディチェックは、とても大事ですので保存しておきましょう!
復習:大人の見方 2番ポジション
2番ポジション。
機能的には、日常の立ち方とバレエポジションの「中間」に位置します。
5番や1番と比べて、そのものの使用頻度は少なくとも、大人にとってはかなり重要なバレエポジションです。(補足参照)
2番ポジションは、他のポジションと比べて、こんなメリットがあります。
- 膝を伸ばしやすく
- 脚を寄せやすく
- 腿を回しやすく
- 足を開きやすく
- 姿勢を安定して立ちやすい
ですので、まず2番ポジションでこうしたことをできるようにしておくことが大切です。
そうしないと、1番や5番は、ぐっと難度が上がってしまうからです。
特に、バレエを大人から始めた場合は、レッスン前などにボディチェックとして2番ポジションは取り入れたいもの。
日によって、やりやすさや感覚も変わりますので、バレエとして必要なだけでなく、その日の[ある種の体調や感覚]を知ることにも役立ちます。
この記事の後半に記述しますので、ぜひレッスン前に自主的に確認するようにしてください。
レッスンだけだと量が足りない。
レッスン前の時間を有効活用しよう!
加えたい項目
2番ポジションがある程度取れるようになったら、踊るための要素をもう少し加えたいところ。
- 腕を動かす際(ポールドブラ)体がぶれない
- 骨盤を少しでも上げること、その高さを保持し続ける持久力
- 胸腔と腹腔の正しい活動による呼吸との関連性
ポールドブラに関しては、特に回転系が苦手な人は早めに克服したいところ。
腕を振り回す&体がぶれて回るピルエットは、怖いだけです。
骨盤が低ければ、膝も伸びず、ガニ股一直線。
お腹も出てきてしまいます。
呼吸をすることでお腹が動いていると結局のところ、継続的に体を引き上げることができません。
「上がったと思ったのに、いつの間にか抜けていた」気付けたならば、なかなかグッドです。
呼吸をするだけで体が落ちているなんて、ほとんどの人は思いもしませんから!
ボディチェック
適切なアライメントのチェックをします。
レッスン前には、自主的に確認しましょう。
[前提]
- 膝が伸びている
- 脚が寄っている
- 腿を回している
- 足を開いている
[チェック]
2番ポジションをとり、側方の配列を鏡で確認する。
▶︎足
▶︎膝
▶︎骨盤
これらを同一ライン上に並べる。
さらに、そのライン上に腹腔を浮かせる。
これ、保存版です!
アライメントが取れた上で、動きのチェックをしたいときに取り入れたいモディフィケーション例。
- そのままルルヴェをする
- アームスを動かす
- 背骨を動かす
ただ動くのではなく、先ほどのアライメントを崩さずに動けているかの正しい判断が必要です。
まとめ
2番ポジションの重要性と具体的なボディチェックの方法を知ることができました。
ここに関しては、先生がレッスンでやってくれるのを待つのではなく、自分から取り組んでほしい項目です。
JBP3月WSでは、お腹上下の使い分けにチャレンジします。
お腹の使い方が違っていると、側方からの配列が取りにくくなりますので、一緒にやってみましょう♪
ここまでをまとめましょう。
- バレエに必要なエレメンツは、2番ポジションで全て獲得しておきましょう。
- レッスン前にボディチェックをしましょう。
ファーストステップ♪
ボディチェックを今日中にやってみよう!