バレエスタジオでのお支払い。銀行引き落としやクレジットカード払いも普及してきました。それでも、現金で支払うシーンがあります。
あなたの信用を失わないためにも、確認しておきましょう。
封筒アリ?ナシ?
封筒に入れることが丁寧と思われがちですが、時と場合によります。「封筒に入れてください」という場合は、もちろん封筒に入れましょう。
一方で、封筒に入れないで欲しいという場合もあります。わからない場合は、自己判断せずに直接確認した方が良いでしょう。
封筒ナシの場合
封筒に入れない場合、特にお金の渡し方に気をつけましょう。自分自身にはその気がなくても、相手が失礼に感じることもあります。一度、見直しましょう。
キャッシュトレイがある場合
もちろん、そちらに現金をおきましょう。
直接手渡す場合
可能であれば、両手で渡すと所作も美しくなります。
注意点
□キャッシュトレイに置くとき「お金を投げているように見える」場合があります。静かに置きましょう。
□相手が金額を確認している場合は、完了するまでその場にいましょう。
封筒アリの場合
渡し方は封筒ナシと同様です。その前に、封筒自体に注意しましょう。
NG1:茶封筒や郵便マークがついたもの
事務用品として売られている茶封筒や、郵便マークがついているものは避けましょう。茶封筒でなくても、郵便マークがついているものはNGです。
NG2:銀行の封筒
銀行店舗やATMの側に置かれている銀行の封筒です。別のものを用意しましょう。
注意点
□両手で渡しましょう。
□お札の向きを揃えましょう。(封筒表側にお札の肖像画で揃えます)
□相手が金額を確認している場合は、完了するまでその場にいましょう。
最も大事なこと
スタジオスタッフや先生に支払いの催促をさせてはいけません。究極の失礼にあたるといっても過言ではありません。
レッスン代やお月謝などは、通常、レッスン「前」にお支払いします。スタッフや先生に「支払いをお願いします」と言わせないようにしましょう。とても、恥ずかしいことです。
どうしたら良いかわからない場合は、自分から聞きましょう。
「今、お支払いしてもよろしいですか?」
「お支払いは、こちらでよろしいですか?」
今回は、「バレエの礼儀って知らなかった!」ということではなく、一般常識に分類されることをお伝えしました。
大人の場合、本人に悪気はなくても誤解されることもあります。遅くはありません。知らなかった場合は、これを機に覚えましょう!