世界のバレリーナたちも、この方法でプリエをしています。正しい方法をわかりやすく解説。しっかり理解しましょう。
プリエへのアプローチ
まずは、プリエに対する概念を正しいものにリニューアルしましょう。
膝を曲げる
「膝を曲げる」というと、このような動きをする人がほとんどです。
□膝から上 太腿
□膝から下 膝下
この両方を近づけて「くの字」に曲げる。
正しいプリエ
世界の一流バレリーナたちも実践している、プリエの【正しい方法】はこちら。
□膝下をできるだけ保持して
□太腿を下げる
こうすることで、膝のお皿が床の方を向くことなく、外側を向いたままプリエすることができます。
比較材料は便利アイテム
正しい方法とセットで誤った方法も覚えておきましょう。比較することができるので、セットで覚えておいた方が何かと便利です。
これはNG
立ったときにカカト上方におしりの下が揃うように設定、その位置を変えずにプリエをする。
これは間違ったプリエです。
膝裏でボールを挟み、潰すようにしてプリエをする。
これも間違ったプリエです。
身体条件に恵まれている世界のバレリーナたちでさえ、この方法をとっていません。正しくできないからです。大人のカラダには不適切です。
正しいプリエ優先事項
脚を上下2つに分けます。フトモモと膝下です。裏腿とふくらはぎを近づけて膝を曲げるのではなく、フトモモを先に下げる事で膝を曲げます。つまり、膝を曲げるのではなく、フトモモが下がるから膝が曲がる。前者は膝が下を向いてしまいますが、後者なら外側を向きます。これが、プリエのシステムです🌸
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) October 4, 2021
正しいプリエに導くための優先事項があります。それは【膝とつま先の向きを一致させる】ことです。
あなたもご存知かもしれませんが、ほとんどの人は最優先していません。いかなる理由であれ、この項目を最優先することで正しいプリエになります。
つまり、太腿は脛より早く動きはじめ、そして後ろへ引きます。このとき、脛や体重がかかっている位置が変わらないようにすることがポイントです。
まとめ
□プリエは、太腿を下げましょう。
□膝下は積極的に動きません。
□正しいこと誤りの両方を知って比較しましょう。
正しいプリエに必要な背中の立て方 こちらも参考になります。
WS情報:背中・胸郭を立てる”引き上げの方向” #まっすぐ立つ #肩甲骨高く
今日中に脳内バレエをしてみましょう!プリエを3回♫