意外と悩む手指の形。
大人は特に、その傾向が高いようです。
原因は様々ですが、その1つは私たちの生活環境に密接に関わっています。
解決法はあります。
さあ、一緒に学びましょう!
悩んでない?
腕のバレエポジション。
足ほどではないものの、一定の決まり事はあります。
ところが、指先となると「おおよその形」というのはあっても、実際に見栄えのする形にするのが難しいといった声を耳にします。
あなたが気になっていることは、ありますか?
- 手指どうしがくっつき過ぎる
- 離れ過ぎて、不要に広がってしまう
- 力が入り過ぎる
- 形をキープできず、指先が垂れてしまう
- 指先に力が伝わらず「ブランブラン」になってしまう
- 手指を伸ばす感覚がない
大人の場合、力が入り過ぎることより、指先が垂れてしまうなどの、力が伝わらない方が問題です。
というより、これは大問題です。
なぜかというと、バレエ云々以前に体の機能が大きく低下している可能性が高いからです。
手指の問題は、その人の全身を象徴しています。
いずれにしてもこの症状だと、「サマにならない」には変わりないでしょうから、大人特有の原因を探してみましょう。
意外な原因ここにあり
まずは、出来上がった形がバレエ的にいい悪いは別として、あなたの意思が指先の方に伝わるかどうかの確認をしましょう。
まず、ただ何となく形を作っている場合は、どんな形を作るのか明確な意思を持ち、その形を作ろうとしてみます。
頭から信号が流れ、体が反応できるかのチェックです。
思ったように動けたけれど、出来上がりが理想と違うなら、形の作り方(方法)を変えてみるといいでしょう。
体が思うように動かないのであれば、体の機能を確認してみるのがいいでしょう。
原因は様々ですが、大人/現代人というワードで考えられる、最も一般的な原因の1つが【手と手指が凝っている】ことです。
私たちの生活は、手や手指、手首を動かす機会が減っています。
→水道の蛇口は、捻らずに押す/上げるタイプが増えました。
→ドアノブも、握ってひねるタイプが減っています。
その代わり、スマホやパソコンを触る時間はどんどん増えているのです。
スマホやパソコンのように、手首や手の大きな動きがなく、手指だけを動かす時間が増えると、いつの間にか手が凝ってしまいます。
肩が凝った時と同様、手や手指が凝ると動かしにくくなり、動く範囲が減ります。
すると、ますます動かなくなっていくのです。
ざっくりいえば、可動域が足りないということになりますが、脚と違って「思うような形を作れない」ことの原因が、可動域不足という発想に結びつきにくいエリアです。
脚と同じように、動かせる環境にすることの重要性を認識しましょう!
凝りを取ろう!
手や手指、手首の凝りを取るストレッチを紹介します。
今回は、気軽に時間をかけずにできるものに限定。
もっと詳細に可動域を上げる場合のストレッチは、別の機会にご紹介させていただきます。
- 手を組む
- 片側に手首を曲げる
このほかに、グーパーに[握って開いて]をやってみるなども、簡単でオススメです。
まとめ
思うような手指の形が取れない場合の原因について学びました。
簡単なストレッチもやってみました。
ここまでをまとめましょう。
- 現代の生活環境では、手や手指、手首を動かす機会が減っていることを認識しましょう。
- 手が凝ると可動域が減り、思うような形を作れない場合があります。
- 日頃から、手のストレッチをしましょう。
ファーストステップ♪
今すぐ、手のストレッチをやってみよう!