バレエには、美しいポーズがたくさんあります。
アテールでできるものもあれば、アラベスクのように脚を上げるものまで様々です。
正しく基本通り。とてもいいことですが、これだけでは味気ない。事実、舞台に立つバレエダンサーは、基本だけでポーズを作っているのではありません。
スパイスを効かせてみたり、ちょっと塩を多めに入れてみたり。そうやって、華やかで美しいポーズを作り上げています。
美しいポーズを作るレシピ。“ちょっとだけ” ご紹介します。
関連https://juncotomono.info/20231219-pose/
まっすぐなようで、まっすぐではない
美しくポーズをとるポイント。それは、腰。
しっかり腰が働く状況にすると、バレエらしい美しいフォルムに仕上がります。
腰の使い方で背中のラインを作る
ポーズというのは、動きの最後にあるものに限りません。一連の流れの中にも、ポーズが登場します。
この時、背中はやや後ろに反らせた状態を作ります。そうすると、とても美しいポーズになるのです。
ダンサーの写真をみてみましょう。
体はまっすぐに見えても、実際にはまっすぐではありません。大人の場合、まっすぐよりも“前かぶり姿勢”が多いですから、ここを考慮したポーズ作りが要となります。
たくさん反らせるのか、“まっすぐに見える程度” にとどめるのかの差はあれど、しっかりと腰を使って、背中を反らせています。
この「反らせ方」が重要なのです。ただ、反ればいいというものではありません。
美しく、そして安全に。
腰の使い方を覚えると、背中のラインを出すことができます。
この状態を「背中を後ろに」と言ったりもする。
ポーズからが入りやすいけど、いずれムーブメントにも波及させていこう!
ポイントは「W」
腰を使ったり背中を反らせる時、腰が折れてしまうのを目にしますが、これは早く改善しましょう。l
体に負担がかかるだけでなく、ラインが途切れてしまい、美しくありません。お腹も出てしまいます。
腰の筋肉とお腹の筋肉のダブル使い。これがポイント!
それだけではありません。
この腰の使い方は、アラベスクやアチチュードデリエールでもマスト。
背中のラインをもっと出したい、フォルムをキレイにしたいという方には、特に必見です。
習得までの流れ
美しいポーズを作るまでの流れは、こちら。
- 腰の使い方
- 背中の反らせ方
- ポーズに加える
- アラベスクやアチチュードデリエールに応用
腰が使えるようになると、胸郭と骨盤間が安定します。このエリアは、背骨しか骨がありませんから、筋肉でしっかりコルセットを作りましょう。
テクニックがあるダンサーは、とても強い腰を持っています。バランス、回転やジャンプ、素早い動きにおいて腰が発達しているダンサーは、安定したテクニックを見せることができます。
これは、大人から始めた場合でも同じです。場合によっては、ダンサーよりも必要としているエレメンツです。
ぜひ、腰に注目してみましょう!
続きは、こちら
『腰の使い方とポーズの作り方』[BALLET WORK SHOP]まとめ
美しいポーズを作れるようになると、踊り全体が引き締まり、クオリティが上がります。
背中やお腹の出力ができるようになったら、腰に注目しましょう。
JBPでは、腰をメインテーマにしたバレエワークショップを開催します。
「腰、入門」腰に関しては、今なら誰もが同じスタート。差がつく前に、このワークショップに参加しましょう!
ワークショップは、こちら
『腰の使い方とポーズの作り方』[BALLET WORK SHOP]JBP バレエワークショップ
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