この記事では、アレグロで正しく動きやすくなる方法を紹介します。がんばっているけれど、なかなかはやく動けない・動きが間に合わない場合は、ぜひ確認してみましょう。
動きにくい理由1:プリエがベタ足
ベタ足もアテールも、確かにカカトは床に着いています。とはいえ、厳密にいうならば「異なるもの」です。
動きにくい理由2:荷重位置
あなたの実力は、アレグロに表れます。ここで課題となることの1つが【フトモモを固定し、膝下を動かす】こと。バーレッスンで意識していますか?
✅フォンデュ
✅フラッペ
✅アンレール全て【フトモモを固定し、膝下を動かす】しっかり意識✨バーとセンターが繋がります。まずは、アラセゴンで🌸
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) July 22, 2021
プリエをする際に荷重位置を変えてしまうと、フトモモや膝が滑って動いてしまいます。そのため、動きにロスが生じ、ムダな動きが増えることで、動き自体が遅くなってしまいます。
補足
足底や甲が張っていないと、足元のストッパーがないため、フトモモや膝が滑りやすくなりがちです。
足底については、こちらも参考になります
足底の在り方とプリエでの使い方をわかりやすく解説|大人のバレエ上達
やってみよう!
必ず、手順を守りましょう。
STEP1:足趾を外側に広げる
横方向に、外側に広げましょう。扇子を開くように円形状に広げます。それができたら、横方向直線に広げることにもチャレンジしてみましょう。
STEP2:足趾の付け根で
STEP1と同じことですが、足趾の付け根を広げるように意識します。中足骨という、足の骨が動きはじめます。
STEP3:プリエをする
STEP2まで作れたら、そのままプリエをしてみましょう。先に、第1ポジションで確認し、第5ポジションへと移行するのがいいでしょう。正しくできていたら、カカトに”ドカッ” と乗ってしまうことはありません。
STEP4:アレグロでも同様
アレグロのプリエもSTEP3と同じです。こうすることで、足を出すときにつま先も伸ばしやすくなります。
その人が見える
アレグロには、あなた自身が反映されます。
アレグロでわかること
アレグロは、アダジオや回転、ジャンプのように生まれ持った体の資質や感覚による影響が少なく、努力の証が最も反映されやすいカテゴリです。裏を返せば「どれだけ努力したか」が表れやすいということです。
足や甲・つま先あれこれ
アレグロでは、膝下のすばやい動きや美しいつま先・甲に目が行きます。足は、体の中で最も変化しやすいと言われています。一方で、体重の影響を最も受けやすいために、正しいアテールができないと、可動が減りやすい性質を持っています。
まとめ
・バレエの実力は、アレグロにあらわれます。正しい荷重による「アテール」を身につけることで、動けるようになるだけでなく、甲高の足を育成しましょう。
●ただの3点荷重じゃない、体重のかけ方
WS情報:正しい”荷重”のための方法と体作り【3ステップ】 #バレエの立ち方 #床を押す/圧す
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やってみよう STEP1を
やってみましょう♪