裏腿が“使える”ってどういうこと?― 支持脚から動きを変えるワークショップ


「裏腿が使えてない気がする」

「使いたいけど、感覚がない」

そんな声を、大人のバレエ愛好家の方からよく聞きます。

でも実際、「裏腿を使う」って、どういうことなんでしょう?

ただ筋肉を意識すればいい…という話では、なさそうです。

このワークショップでは、“支持脚”側の裏腿を働かせることに焦点を当てます。

さらにその裏腿がきちんと働けるように、必要な“長さ”を確保することが大きなポイントになります。

筋肉は、ただ縮めればいいわけじゃありません。

活動できるだけの“距離(長さ)”がないと、そもそも働けないんです。

例えば、グランバットマンなどで脚を高く上げるとき、

脚を上げる方ばかりが気になりますが、実はそれを支える“支持脚”側の裏腿がうまく働くと、骨盤の動きが引き出されて、脚が自然と高く上がるようになります。

逆に、支持脚の裏腿がたるんでいたり、詰まっていたりすると、

全体の動きも小さく、不安定になりがちです。

今回のワークショップでは、まず日常の感覚に近い立ち方からスタートし、

裏腿の“長さ”と“働き”を感じやすい位置を探っていきます。

それを確認したあとで、実際のバレエステップに応用します。

長年のクセがあると、正しい位置は「しっくりこない」と感じるかもしれません。

でも、それは“正しくない感覚”に慣れてしまっている証拠でもあります。

だからこそ、新しい感覚を上書きする時間をとって、動きの変化を実感していきます。

よくある「筋肉の話」で終わらせず、

実際に裏腿をどう使えばいいのか? バレエの中でどう活かすのか?

というところまで丁寧に進めていきます。

今回も、理学療法士の先生もアドバイザーとして関わってくださっています。

「裏腿の使い方」というと、専門用語が飛び交いがちですが、このワークショップでは、噛み砕いた言葉で、感覚と動きの“橋渡し”をすることを大切にしています。

裏腿の感覚が曖昧な方、支持脚が安定しない方、

脚の高さや骨盤の動きにモヤモヤを感じている方にも、きっとヒントになるはずです。

✨おすすめする方

  • 裏腿を使いたいけど、感覚がない
  • 支持脚が安定しない/傾く
  • 脚を高く上げたいけど、骨盤が動かない/脚が詰まる
  • 裏腿が硬くて使えていない気がする
  • グランバットマンなどで「高さ」が出ない

📅 開催日:7月8日(火)16時20分〜18時55分
(受付開始…6月10日より)
詳しい内容はこちら▶︎裏腿で“支える”感覚を育てるワークショップ


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