11月ワークショップ発表!

バレリーナの膝とつま先:その秘密に迫る

2022/07/06

膝が曲がるとまでいかなくても、緩んでしまう。

もしくは、曲がっているように見えてしまう。

いずれにせよ、どちらかが足りない、両方足りない。

あなたが大人ならば「じゅうぶん足りている」と言うことはできないはず。

もちろん、その分 “伸び代“ があるのです。

2022−8ーWSお知らせ
手帳に記入しよう。

“膝とつま先の両立“を教えて!

膝の伸ばし方は、2種類あります。

  • 膝が伸びている→そのまま伸ばし続ける
  • 膝を曲げている→膝を伸ばす

膝を曲げている状態とは、プリエやクドゥピエになります。

2種類ありますが、最初にマスターしたいのは前者の「伸びた状態をそのままキープして、動きを生み出すこと」です。

後者は、動きの仕組みが複雑になりますので、まずは前者を自信をもってできるようにしましょう。

そして、「膝を伸ばす」と「つま先を伸ばす」の両立は、実は【体の構造上】難しいと言うことを覚えておきましょう。

あなたが悪い訳でなく、日常生活動作の延長で伸ばすと両立しにくいんだ。

ここでは、バレエ用の「オペレーション」が必要だよ!

正しい捉え方

まず、発想をアップデートしましょう。

  • NG
    膝とつま先を同時に伸ばそうとする。
  • OK
    予め膝を伸ばしておき(プレパ)、動きではつま先を伸ばすだけにする。

おそらく、無意識にやっていたと思います。

「膝を伸ばそう、つま先を伸ばそう」とは思っていたかもしれませんが、順序となるとどうでしょう?

もし、無意識だったのであれば、情報を入れましょう。

もし、思っていた順序が違うなら、アップデートしましょう。

できてもできなくても、しっかり順序を意識して、頭から身体への情報経路を作ることが大事だよ。

実際にやること

難しいことはさておき、結論からお伝えしましょう!

その理由や構造、詳しい手順などはワークショップで開示していますが、皆さん忙しいでしょうから、ここでは、今あなたができそうなことに絞ってお伝えします。

また、ワークショップを受講する予定の方は、この内容をやっておくと、より効果が上がりやすくなります。

  1. 必要なこと=脚(leg)の硬度(要するに、硬さ)
  2. そのために必要なのは、膝のお皿を引き上げること。
  3. そのために必要なのは、前腿を「正しく」活用すること。

①脚の硬度

例えば、タンジュやジュッテで出した脚。

例えば、ロンドゥジャンブの脚。

例えば、アラベスクの脚。

トンカチで叩いても、形が変わらない「丈夫さ」が必要です。

ぐにゃぐにゃと柔らかい脚はNG。

つま先が動くと膝が緩んでしまいます。

柔らかく見せるのと、脚自体の硬さは別です。しっかり整理しておきましょう。

②膝のお皿を引き上げる

では、硬い脚を作るためにどうしたらいいか→お皿を引き上げます。

ブログで何度も登場していますが、本当に大事です。

膝のお皿が引き上がっていない状態で、アンディオールしても「無意味」なものになってしまいます。

それは、アンディオールでもターンアウトでもなく「ガニ股」です。

お皿の引き上げは、実は、プリエやクドゥピエなどの“膝を曲げる動き“でも必要になります。

こちらは、難易度がグンッと上がりますので、まずは「膝を伸ばしたままの動き」で身につけていきましょう。

③前腿の正しい活用

大人が敬遠しがちな前腿。

前腿を使うと脚が太くなる?いいえ、適切に活用していないから、どんどん太くなるのです。

大事なのは、「活用の仕方、動かし方」です。

どうでもいいから力が入っていればいいのではありません。

立った姿を眺めると、前腿は、脚の付け根から膝までの長さがあります。

膝を伸ばすときに活用したい前腿エリアは、膝のお皿(上部)から手の平1枚分くらいの幅です。(補足)

「前腿を使いすぎている、太くなった」と思う人は、このエリアでの力の発揮が足りなく、脚の付け根に近いところばかりがガチガチになっている傾向にあります。

前腿はとても広い範囲を占めています。

膝に近い前腿がしっかり働いているか、一度、確認してみましょう。

補足

太腿を上・中・下と3分割したときの、下3分の1にあたります。

タンジュは、なぜ練習するのか?

この3工程は、動きながらするものではありません。

ポジションですでに作っておくこと、プレパラシオンで完全に作っておくこと。

あとは、アンクルを動かすだけ。

このときに、レッグは変形しないことが大切です。

変形するということは、膝が曲がるとイコール。

膝もつま先も同時に伸ばすためには、変形しないだけの硬い脚が必須です。

また、「変形しない」とは、何もしないことではありません。

【見た目が変わらない】

普通は、動きにつられて脚もわずかに変形したり、緩んだりしてしまいます。

ここを我慢し、アンクルとフットが独立して動かせる練習を、タンジュやジュッテで行うのです。

本当は、プレパラシオンで膝が伸びているはずだし、タンジュでは、そのままの脚を出すのだから「膝を伸ばす」という動きは、実はないんだよ。

まとめ

膝とつま先の両立。

まとめましょう。

  • 一般的には、つま先を伸ばすと膝は曲がりやすくなります。
  • 膝とつま先の両方を伸ばせるシステム作りをしましょう。
  • 脚の硬さを作る手順を行いましょう。
  • それらをプレパラシオンで作っておきましょう。

実践編:この続き

  • 膝とつま先の両立
  • 動きを分解してじっくりと
  • タンジュが出来上がるまで

引き上げをプラス!

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