成功率を上げる着地:できる法則をアップデート

2022/08/10

ジャンプや回転の着地。

大事だとわかっていても、後回しになっているなら、心構えをアップデートした方がいいかもしれません。

なぜなら、バレエ動作自体もアップデートするからです。

なんて、素晴らしい!

2022−9受付日
どの日にする?全部にする??

“バレエ的着地のポイント“について教えて!

「着地が大事なのはわかるけど、その前にジャンプや回転をできるようにしたい!それどころじゃない!」

と思うかもしれません。

その気持ちはわかりますし、ごもっともです。

その上で、“着地を正確に行おうとした結果、メインの動作がうまくいった“ というケースは、とても多いのです。

  • 着地を気をつけるから
    ↪︎体が引き上がり↪︎ジャンプが飛べる
  • 着地を気をつけるから
    ↪︎体が変形せず↪︎最後まで回りきれる
  • 着地を気をつけるから
    ↪︎動作で体が下がらず↪︎しっかりルルヴェできる

正しい着地による恩恵をたっぷり受け取りましょう!

バレエの着地チェック

ただの着地ではなく、目指すは「バレエの着地」

当たり前!と思わず、できていないかもしれないことを前提に確認してみましょう。

  • 美しいポジション
    ↪︎5番に始まり、5番に終わる
  • 床に着くのは「つま先から」
    ↪︎足首やつま先が伸びている時間を長く見せる
  • 開いて、アンディオールする
    ↪︎バレエでは、常に「外向きの足・脚」

例えば、アッサンブレの着地で。

例えば、ピルエットの着地で。

例えば、ピケアラベスクからポジションに入る着地で。

美しい着地はできていますか?

バレエでは、前の動作と次の動作を繋げる事(リエゾン)が求められます。

その際、これらの舞踊マナーが守られていないと、うまくいかないのです。

ここが大事

それは、かかと

「かかとを前に」とは、バレエレッスンにおいて定番の提案ですが、ここではさらに【かかとを送る・送り出す】事が重要になります。

やってみよう!

ジャンプでも、ルルヴェでも、回転の着地でも。

バレエでは共通した方法にはなりますが、最初からジャンプや回転で行うのは、非常に難しいものです。

まずは、片手バーでの支持脚で行い、慣れてきたら両脚ルルヴェでの着地から試してみましょう。

  1. 片足にに立つ(アテール)
  2. かかとを前方に送り出す
    ➡︎外くるぶしで、内くるぶしを押し出す意識を持つ

ここで守りたいことは、前足部を基準に後足部(かかと側)を動かすこと。

プリエなら、膝とつま先が揃うまで、太腿の位置やプリエの深さを調整すること。

体が前後左右に動くなど、重さによって動きを変えないこと。

外くるぶしで内くるぶしを押し出す意識を持つことで、裏腿がしっかり活動しやすくなります。

結果として、脚や足が回り、外向きのポジションを形成してくれます。

裏腿を活用する

20220927-16 変形しない『強い脚』”剛性を高める裏腿の役割”

まとめ

正しい着地、美しい着地、バレエの着地。

まとめましょう。

  • 正しい着地を意識することで、動作そのものの成功率が上がります。
  • 美しい着地は、バレエにおいて必須事項です。
  • かかとを送る・送り出す事がポイント、外くるぶしで内くるぶしを押し出しましょう。

続きはWSで

  • ただの着地ではない
  • バレエ的着地へのポイント
  • バレエ動作で実践編

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