バレエは音楽があってこそ。音楽は踊るための伴奏ではありません。この記事では、あなたにオススメする音楽を紹介します。
聞いてる?聞いてない!
音楽が取れない人はたくさんいます。大人は、特に多い傾向です。
よほど意識しないと、音楽に日常的に触れる機会がないのかもしれません。
「私は音楽が好きなんです!」という人でも、偏ってケースがとても多いものです。特に、バレエをしている人ではこの傾向がとても高くあります。
音楽を日常的に聴いている!と思っているけれど…
□バレエ音楽(白鳥やドンキなど)ばかり
□レッスン曲ばかり
□一部のジャンルばかり(歌謡曲ばかり、ディズニーばかり)
音と音楽
レッスンでは簡易的に【音】と言われますが【音楽】の方です。細かい事ですが、音楽を構成するのが音です。ミュージックとサウンドの違い。サウンドへのこだわりが不要とは言いません。ですが、バレエではあくまでミュージックありきの話です。たまにでもいいので、聞き止める練習をしてみましょう🍎
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) October 1, 2021
バレエレッスンでは、簡易的に「音」と表現することが多いですが、厳密には「音楽」です。
□音…サウンド
□音楽…ミュージック
バレエで必要とする素養は「音楽」です。この違いはとても大切です。
テクニックにも影響します
音楽を受け取れるかどうかは、動き(運動)のリズムに大きく影響します。それは、動きのタイミングとなって表れます。
難しいテクニックほど、リズムやタイミングを必要とします。体の使い方や正しい方法だけでは対応できなくなってくるからです。
あなたにオススメする音楽たち
さまざまなジャンルから選んでみました。聞き流しでもOKです。日常的に、作業用に、聴いてみましょう。
クラシック
あのウラジミール・ホロヴィッツ 最晩年の録音。ショパンなどは、普段聞き慣れていない人にも聞きやすいのではないでしょうか。
オススメは、ワーグナーのトリスタンとイゾルデ「愛の死」。ホロヴィッツにしか出せない音楽に触れることができます。
ジャズ
MJQの名作ジャンゴ。ビブラホーンの響きは、どこか馴染みやすくホッとするかも知れません。とても知的で繊細な演奏です。
ロック&ポップス
そろそろ聞いたことがありそうな音楽を紹介しましょう。個人的には、大きな災害などが起きた後はテレビやラジオで多くかかっている印象があります。今回のパンデミックでもそうでした。元気が出る音楽なのでしょう。
R&B
最近のリリース曲を。ブルーノマーズ&アンダーソンパークのシルクソニックは、どこか懐かしい香りがします。Leave The Door Open に続くこの曲は、相変わらずキャッチーで耳に残ります。