この記事では、「力を入れすぎ!」と指摘されたときの対応についてをわかりやすく解説します。
単純な「100か0か」という力の出し入れは、実際には使いません。レッスンで対応できるようにしましょう。
最初にやりたい 4パターン
力の出し入れがうまくいかなかったり、入れすぎ・抜きすぎになってしまう場合は、4つのパターンをできるようにしましょう。
こちらの記事で、4つのパターンの解説をしています。
4つのパターンで力の出し入れ方をやってみよう!|大人のバレエ上達
提案への対応
4つのパターンから「力入れすぎ!力を抜いて!力で動かないで!」と指摘された時の対応を解説します。
「力入れすぎ」の状態は、パターン1 もしくは、それに近い状況にあります。
バレエレッスンでのルール
こういう事です。単純に力を入れる・抜くではありません。実際には力を使わず体を動かす事は物理的に無理です。その上で”10の力で済むところで80の力を使ってませんか”って事。この場合70もの力が余剰となります。その分が力で動いていると見えるのです。つまり、10ピッタリにしましょう!ってこと🍎
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) August 20, 2021
まず、実際のバレエレッスンでは パターン2 での【力が全く入らず、ダラーンとしている状態】は使いません。
大人の場合、力が入りすぎることよりも、力が入らないことでのリスクの方がはるかに高いことを知ることが重要です。
まずは、シンプルなパターンで対応できるようにしましょう。
ステップ1:まずは、パターン4
先生から指摘を受けたら、半分程度の力加減で試してみましょう。
一気に力を抜きすぎると、ポーズやステップそのものが成立しなく可能性があります。中間なので難しいかもしれませんが、まずは、やってみて先生に提示してみましょう。
先生が「OK」もしくは「よくなっている」と判断した場合は、そのまま継続します。「まだ、入りすぎよ!」と言われたらステップ2を試してみます。
ステップ2:次に、パターン3
「0(ゼロ)ではないけれど、力というほどでもない」ここまで、力レベルをセーブしてみましょう。
ここまでセーブして「抜きすぎ!」と言われた場合は、次の2つをチェックしましょう。
□当該以外の部位の力が抜けてしまっていないか
□姿勢が崩れていないか
それでも解決しない場合は、もう少し調整する必要があります。パターン3と4の間を取ることです。20%や30%のメモリが必要になりますので、ちょっと難しくなります。
細かくなりすぎないことも大事
まずは、4パターン(レッスンでは、3パターン)内で選択してみましょう。
完全にコントロールできるまでは細かくしすぎず、あなたの意思で力の出し入れを調整できるようにしましょう。
・先生からの提案に対し、提示する順序に気をつけましょう。