10月ワークショップ受付開始!!

①『順番』STEP1(基本・覚え方)[BALLET レッスン中のポイント]

レッスン中のポイント①順番

バレエのレッスンで「順番が覚えられない!」と悩む方は多いと思います。特に、初めての先生・初めての場所だと、余計に覚えられず焦ってしまいますよね。

今回は、順番についての基本をお伝えします。人によって覚え方が違うのは構いませんが『基本となる考え方や要点は共通』していて、それは誰しもが必ず押さえておかなければなりません。実用的な順番の覚え方はもちろん、大人によくある勘違いもご紹介します。

大人から始めた方(ひょっとして子供のときから習っている人でも?)は教えてもらえる機会がないポイントでもあります。ここでしっかりと頭に入れておきましょう。

大人がつまずくポイント

順番の覚え方のコツを知らない。もちろんありますが、実はその手前に、もっと大きい要因があり、それはあまり認識されていません。そこを押さえておかないと、テクニックだけでは応用が効かなくなります。

では、そのつまずきポイントとはなんでしょう。
それは【レッスンの流れに沿った覚え方】ができていない・反復できていないことです。たとえば、順番を覚える時間じゃないところでも覚えようとしている、それに加えて位置や向きもわからなくなってしまうなど…。バレエレッスンの中で順番を覚えることができない大きな要因です。

バレエレッスンは、自分のペースでは進みません。したがって、大人の方も、レッスンのペースで順番を覚えなければいけないですし、それに対応していかなければいけません。順番の覚え方の具体論の前に、そこを整理していきましょう。ここでは、センターレッスンを想定して考えていきます。

基本:レッスンの流れ

順番の覚え方の前に、レッスンの流れを整理しておきましょう。

あなたの出番までの流れ

①先生がアンシェヌマンを提示する
②音楽をかけて『マーク』をする
③自分の出番になって動く

『マーク』は、【場所と移動スペースを確認】したり、同時に動く人との距離を考えて【立ち位置の決定】をする作業です。この『マーク』というワードを頭に入れて、次の項目を読んでみましょう。

これは勘違い

大人の方によくみられるパターンを見てみましょう。

これは間違い!勘違いパターン

①先生がアンシェヌマンを提示する
 ▶︎順番を覚える
②音楽をかけて『マーク』をする
 ▶︎まだ順番を覚えることに夢中
③自分の出番になって動く
 ▶︎順番は入ったとしても【場所や動く方向】が違う!

『マーク』という作業の本質を見逃してしまっているケース、これではたとえ順番を覚えていたしても先生に良い印象を与えることはできません。

不思議なことに、『マーク』をする時間を順番を覚える時間にしてしまっている人よりも、『①までの短時間で順番を覚えようとしている人』の方が、結果として順番を覚えているものです。もちろん、それにもちゃんとした理由があります。

タイムリミットの存在

《②音楽をかけて『マーク』をする》ときに順番を覚えようと頑張る、それはもうタイムリミットが過ぎてしまっています。結論から言いますと、《①先生がアンシェヌマンを提示しているとき》に【全力で覚えよう・1秒でも早く覚えよう】とする意識が大切です。先程の話の続きになりますが、短時間でなんとか覚えよう!と集中する気持ちが結果として、順番を早く覚える秘訣になります。

あなたは、先生がアンシェヌマンを提示して話をしたり、動きながら順番を説明しているときに、全力で順番を覚えようとしていますか?


ここまでを整理しよう。

①順番まとめ

順番を覚えるときのポイント

さて本題である【順番を覚える実用的な覚え方】の基本を解説します。とても大事ですが、何となくできるだけでは足りません。実際のレッスンで活用するために、習慣化していきましょう。

忘れそうになったら何度も読み返してくださいね!

ポイント1:まずは『冒頭』

曲が流れたけど曲の頭から動けない…となると、その後の流れは全て崩れてしまいます。先生の立場からしても「言うことがないわよ!」となってしまい、印象も悪くなってしまいます。

アンシェヌマンの途中で慣れていない動きやステップが出てくると、そこがやけに気になってしまう気持ちは分かります。それでも、”音楽があって一連の振付とともにアンシェヌマンは成立する”以上、大事にしなければならない基本は疎かにしてはいけません。

あなたにとってどれだけアンシェヌマンが難しく感じたとしても、「アンシェヌマンの冒頭は絶対に覚えよう!」という気持ちで臨んでください。

慣れていない動きやステップが出てきたら、まずは、冒頭からそこに行き着くまでの順番を覚えてから、気になる部分を練習しましょう。

ポイント2:『区切り』が大事

あなたは『カウント』をしっかりと取れていますか?メロディーに意識がいってしまっていませんか?

”音を取る”という過程において、『拍(カウント)とメロディーは別物』です。順番を覚えるのが苦手な方は、カウントが苦手という場合が多いので、意識してみるのもいいでしょう。(ここに関する詳細は長くなるので、またの機会にご紹介できればと思います。

順番は、区切りなくダラダラと覚えようとすると、実際にはなかなか覚えられません。まずは『4カウント』を一つの区切りとして覚えるようにしましょう。そして、慣れてきたら『8カウントまとまり』で順番を覚えていきます。

なんとなく順番を覚えようとしてはいけません。『4カウント』を基本の区切りとして整理する習慣を付けましょう。そうすることで、長い振付にも慣れる力が身に付きます。

プラス ワン

レッスンが終わった後に復習をするならば、ここにもポイントがあります。次のレッスンに向けてあなたが確認しておくことで、順番を覚える能力がより上がるチェックの仕方があります。ただレッスンを振り返るのではなく、ここでも要点が大事です。

レッスン後に確認しておきたいこと

そのレッスンで知らなかった動き方・知らなかったステップを確認し、メモをしておきましょう。分からないところは、本やインターネットで調べてたり、先生に聞いてみましょう。動きと名称(バレエステップであれば《どんな動きかという全体像》と《ステップの名称》)をセットで覚えることが大事です。

ここでのポイントは、まずは『知らなかったこと』を先に挙げることです。『できなかったこと』が一番ではありません。復習があなたにとって作業的に・精神的に負担にならないようにしてくださいね。

バレエノート・バレエファイルを作ってみましょう

バレエファイル アイキャッチバレエファイルの作り方:バレエ上達を促進しよう!|大人のバレエ上達

まとめ

※順番を覚えるエッセンス

  • 先生がアンシェヌマンを提示している時間に、集中的に覚えるよう心がけよう!
  • アンシェヌマンの『冒頭』は必ず覚えよう!
  • まずは最初の4カウントから!区切りをつけて4→8→16カウントと増やしていきましょう。

レッスンには流れがあります、その意識を大人バレエでもしっかりと持ちましょう。順番を大体覚えていても『マーク』ができていなければ、アンシェヌマンを適切に踊れているとは言えません。

順番を覚えることと共通して【場所を取れていない・音楽を取れていない・立ち位置が良くない】と、周りの生徒さんにぶつかってしまうなど迷惑をかけてしまうことに繋がります。レッスンで得られることが身につかないだけでなく、グループレッスンが円滑に回らなくなります。思いやりがないように思われてしまうと、あなたが損をしてしまいますからね。

ここに書かれた内容を続けていただくと、順番を覚える能力は必ず伸びます。根気強く続けてみましょう!

JBPタイトル