⑤『プレパラシオン』STEP2(ポーズ)[BALLET レッスン中のポイント] 

BALLET LESSON 受講ポイント⑤

プレパラシオンSTEP1は、コチラからお読みください。

レッスン中のポイント②プレパラシオン ②『プレパラシオン』STEP1(全体像・基本)[BALLET レッスン中のポイント]

プレパラシオンを毎回、きちんと取っているか。

ただ、何となくポーズを取れば良いのではありません。

何をするのか、明確な意思を持って取りましょう。

プレパラシオンの恩恵は、絶大です。

本編の動きと比較すると地味に感じるかもしれませんが、毎回きちんととらないと、様々な体の機能を得ることができません。

さらに、どのくらいバレエレッスンに対して理解があるのか、「きちんとした教わり方」が身についているかが分かってしまいます。

プレパラシオン・プレパレーション

プレパラシオンは、フランス語。

プレパレーションは、英語。

用意、準備という意味があります。

動きが始まる前のポーズ〜前奏の部分を言います。

ここで注目しておきたいのは、動きが始まる前は【ポーズ】であるということ。

この記事では、ポーズについて解説します。

プレパラシオンのポイント

音楽がかかる前に

指定のポーズを取ります。

あくまで、音楽がかかる“前“ですので、かかってからポーズをしても遅いということを認識しましょう。

また、センターレッスンで音楽の途中から出る場合は、【前奏にあたる動きが始まる前に】ポーズが出来上がっている必要があります。

何となく動きながらプレパラシオンを取るのはNG。

余裕を持って、プレパラシオンのポーズを取りましょう。

ポーズを取ったら静止

前奏の動きが始まる前の【ポーズ】では、静止をする必要があります。

「私は、踊る準備ができましたよ」と伝えましょう。

本来は、全員がプレパラシオンをとった直後に音楽が始まるのが理想。

ポーズということは、フラフラと動いていてはいけません。

指定の形を作ったら、しっかり静止しましょう。

また、プレパラシオンで一度ポーズを作ったら、直したいことがあっても動いてはいけません。

次の機会に持ち越しましょう。

プラスαしたいこと

大人の体や心の改善、バレエ所作を身につけるために。

積極的にプラスアルファしましょう。

顔と胸の向きをずらす

バレエでは常に、顔と胸の向きはずれています。

プレパラシオンでも同様です。

  • バーレッスンなら
  • 胸は正面
  • 顔はバーの外側、斜め向き

特に大人の場合、頭の高さが足りなかったり、目線が下がりやすいので【斜め向き+斜め上】に向けるようにすると、首も長く、美しく見えます。

  • センターレッスンの例として“クロワゼ前の5番ポジション、ブラバなら“
  • 胸は斜め向き
  • 顔は正面、もしくは正面を越えた斜め向き

まずは、頭を立てたまま、このポーズをとるようにしましょう。

首の可動域が確保できるまでは、顔は正面に。

ただ、顔を正面に向けるというのは、実は頭が落ちやすく、姿勢不良になりやすいというデメリットも生じます。

また、正面を向いているつもりで、だんだんと甘くなってしまい、胸と顔が一緒の向きになってしまう場合も。

可動域が確保でき次第、反対の斜め向きを作ろうとすることがオススメです。

  • 例えば、方向「8」に胸を向けているならば
  • まずは、顔を「1」に
  • レベルアップとして「2」に向ける

そのほか

腕や足のポジション、アテール(ベタ足ではない)、アンディオールや引き上げなどのバレエ要素。

こうしたものにも気を配れると、さらにGOODです。

まとめ

プレパラシオンには、あなたの「バレエを教わる姿勢」が表れます。

しっかりと用意、しっかりと準備しましょう!

  • 前奏の動きの前に、ポーズ(静止)をする。
  • “静止➡︎前奏の動き➡︎本編“ 動きの流れを守る。
  • プラスαを積極的に取り入れる。

プレパラシオンは、やろうと思えば誰でもできます。

それゆえに、差がつきやすいものです。

必ず静止をし、用意・準備ができたことをお知らせしましょう。

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