グループで行われるバレエレッスン。
場所をどのように取るのかは、暗黙の了解とも言うべきパターンがあります。
無意識にできるようにしておきたいものですが、まずは具体的にイメージを作りましょう。
*確実に適切な場所へ*
適切に場所を取ることは、空間認識を高め、レッスンを快適にします。
また、安全面においても重要な項目と言えます。
不意の怪我や事故を防ぐためにも、適切に場所を取りましょう。
ここでは、バーレッスンでの場所取りのパターンを紹介します。
2人のとき
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前後にずれます。
バーを持つ手をずらしても、互いにぶつからない距離感を保ちましょう。
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1人で使うのなら、バーの真ん中で構いません。が、2人で使うのにどちらかが真ん中にいってしまうと、スペース的にバランスが悪くなってしまいます。
バーにつきたい人がいたら、前後にずれて場所を譲りましょう。
3人のとき Part1
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片側に1人、その人を挟むようにして反対側に2人つきます。
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場所が偏っています。
これでは、ぶつかってしまいます。
3人のとき Part2
![](https://juncotomono.info/wp-content/uploads/2022/03/14D60571-721C-4299-85B1-3202CB1A1DB6-770x468.jpeg)
3人でつくバーが隣に続く場合は、2人と1人が交互にくるようにしましょう。
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1人、または2人が続いてしまっています。
スペースはなるべく均一に取れるように工夫します。
4人のとき
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向かいの人と重ならないよう、交互になりましょう。
![](https://juncotomono.info/wp-content/uploads/2022/03/E2BE841C-6162-4AD1-AFC0-4D5278ABF46C-770x390.jpeg)
片側の人だけでつながってしまいました。
これでは、均一な間隔を確保できません。
まとめ
スベース、感覚を有効活用できるように場所を取りましょう。
周りを見る、判断する、気を配る練習にもなります。
集団で踊ることの多いバレエでは、こうしたことが出来るのも「実力のうち」です。
- 原則、向かいの人と重ならないように意識を配る。
- 均一にスペースを取ることを心がける。
- パターンとして覚えておく。
どうすれば良いのか、イマイチよくわからないことも多いバレエレッスンの作法。
パターンとして覚えておき、無意識でも体が反応できるようにしましょう。
参考
バーレッスンもセンターレッスンも美しく
![JBPタイトル](https://juncotomono.info/wp-content/uploads/2020/02/17458eebef27935b7046713a999487eb.png)