ルティレ(パッセ)をしようとすると、気づかないうちにつま先が私事朝から離れてしまう。この動き方だと身体が倒れやすく、バランスが集まりません。そのままにしておくとピルエットがうまくいかない原因にも。
正しいルティレをするには、裏腿の活躍が欠かせません。さらに、ルティレの方法と身体の機能、両面からの見方がマスト!記事の内容を参考にして、つま先がワープ「しない」ルティレを作りましょう。
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方法をチェック
まずは、正しい方法を知りましょう。認識していることと違っていたら、正しい方法へアップデート!
やってみて上手くいかなかったり、よくわからない、という場合は、身体機能の不足が考えられます。その場合は、機能面の補完をしておきましょう。
身体の動きを正しく
エクササイズボールで確認をします。
- ボールを膝裏で挟み、クドゥピエを作る
- ボールを強く挟みながら、ルティレまで引き上げる
ここでポイントとなるのが、クドゥピエからルティレまでの引き上げ方。
- つま先は、脛骨に沿って引き上げる
- 膝下を太腿に近づけることでボールを潰す
この2点を押さえると、裏腿がしっかりと働き、つま先がワープせずにルティレを作ることができます。
さらに、パッセにする場合はルティレの形のまま、つま先の軌道をやや外側にすることで、骨盤が不要に動くのを防ぎ、正しい動きへと導きます。
ハムストリングスについて
正しいルティレに欠かせない裏腿と呼ばれるハムストリングスは、3つの筋肉の総称です。
- 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
太腿の裏側にあり、股関節と膝関節をまたぐ二関節筋です。坐骨にも付着しているので、骨盤のプレースメントにも影響します。
特に、長時間座っていると硬くなりがちですので、コンディションをよくするためにも、ストレッチやエクササイズ、血流をよくすることを心がけるといいでしょう。
JBPバレエWS「腹圧と股関節」
正しい股関節の折り曲げ方で、ハムストリングスを適切に活動させましょう!大人に多い、太腿が滑った膝の曲げ方を改善するとプリエの質が向上し、動きが安定します。
また、ハムストリングスはターンアウトやアンディオールにも欠かせません。
正しい動き方で、ハムストリングスの出力をしましょう。
まとめ
つま先ワープを改善することで、ピルエットなどルティレが含まれるバレエ動作が安定します。まずは、正しい方法でやってみましょう。
その上で、裏腿を強くすると、無意識でも正しく動けるようになります。また、腰などのコンディション向上にも役立ちます。
裏腿はバレエで大活躍する筋肉です。しっかり出力しましょう。
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