ストレッチをしても「伸びた感じがしない」という体感がない、もしくは、薄いケース。
心がけたいことや知っておきたいことをわかりやすく解説します。
- これで合ってますか?正しくできていますか?
- 伸ばせているかわかりません。
- どうしたらストレッチできますか。
こうしたことを聞く前に、あなた自身がやりたいことがあります。
先生は、サポートすることはできます。
ですが、バレエを踊ったり、ストレッチしたり、実際にやるのはあなた自身です。
ここは、絶対に忘れないようにしましょう。
場所によって違います
「●●筋を伸ばすストレッチ」といったものが沢山ある中で、あなたに知っておいてほしいこと。
- 伸ばしやすいエリア
- 伸ばしにくいエリア
体感は誰にでもあるものではなく、一定のレベルまで体が伸びている、強さがないと生まれません。
まずは、体感にこだわらずに一定レベルに行き着くまで(体感を得られるまで)とりあえずでも継続することが必要です。
その上で、筋肉がついている場所によってストレッチが効きやすいところと、効きにくいところがあることを知りましょう。
「●●筋のストレッチ」をしても、伸びにくい理由の1つです。
伸ばしにくいところを伸ばしたい
伸ばしにくいところとは、それだけ固まっていたり、機能不全に陥りやすいということ。
本当は、伸ばしにくいところほど、ストレッチをしたいものなのです。
けれども、よくある●●筋のストレッチでは伸びにくいのも事実。
こうしたときに、あなたのバレエやストレッチに対する【向き合い方、姿勢】が問われます。
“ただ、何となく“は、禁物
ストレッチを継続するという意味や、比較的伸ばしやすい筋肉をストレッチする場合は、何となくでもOK。
逆に、あまり構えない方が継続しやすくなります。
一方で、ストレッチしにくいところをターゲットとしている場合、ただ何となくやっても伸ばすことができません。
また、頭から筋肉へ「ここを伸ばしてるよ!」と明確な指令を出すことも大切です。
工夫をする
ただ言われたことをやるのではなく、あなた自身が「どうしたら伸ばせるのか」工夫をすることが大切です。
どうしたら伸ばせるのかを質問することを悪いとは言いません。
ですが、「できない➡︎聞く」ではなく、「できない➡︎考える➡︎やってみる」どうしてもできないようなら質問をして助言を頂く、という習慣をつけましょう。
パーツの角度や位置を変えてみたり、重さがかかるところを変えてみたり。
伸ばしたいところが伸びるように、あなた自身が工夫をしてみましょう。
要するに
ただ、ボーッとやっているだけではダメ。
伸ばしにくいところを伸ばすには、頭をフル回転させて体を動かすことが求められます。
伸ばしにくいところが伸び、筋肉の長さが確保できているということは、頭を使って努力した証拠です。
また、同じパーツでもエリアによって差があることを知りましょう。
太腿でも、前や後ろは比較的伸ばしやすいですが、内腿や外腿は伸ばしにくい傾向にあります。
ストレッチは、頭と体をリンクさせる練習にもなります。
こうした取り組みは、バレエレッスンにも反映されます。
バレエに必要な体の機能獲得とともに、レッスンに対する心構えや姿勢作りにも役立てましょう。
- ストレッチをしても、伸ばしやすいところと伸ばしにくいところがあります。
- 伸ばしにくいところほど、頭を使って工夫することが必要になります。
- 明確な目的を持ってストレッチすることが必要です。
- 体感が得られるまで、継続しましょう。
あなたにクエスチョン♪
伸ばしにくいところを伸ばすとき、なにが必要だったかな?
実践編:バレエ用のストレッチとバレエレッスン
【Thank you】
JBPでは、大人の方が最適に踊れ、かつ、今後の日常生活にも望ましい基準を定めています。
あなたが基準に沿ってレッスンすることは、安全で適切な基準と方法を提供することにつながります!