2人のレジェンドに学ぶ!バレエにおける顔の付け方

パッと目が行くのは、上半身。

とても細かい足の動きが多いバレエですが、第一印象は上半身で決まることを忘れずにいたいものです。

バレエの顔の付け方。日常の頭の動きとはどう違うのか?ここを一緒に整理しましょう。

関連:https://juncotomono.info/20231024-face/

顔の付け方 そのルール

顔をつけるとき、最初の頃は、手の動きを追うように顔をつけていたことでしょう。

最初はこれでOK。ただ、言葉通り、手の動きを追うだけでは、バレエにNGな動きが含まれてしまいます。このあたりの詳しい動き方は、ワークショップで取り上げるとして。

ここでは、素晴らしいレジェンドの動きを参考に、バレエと普段の顔の付け方(頭の動き)の違いを見つけてみましょう。

レジェンドの動画

バックグラウンドの異なる2人のレジェンドダンサー。

どのように顔をつけているか、頭を動かしているか。あなたの目で観察してみてください。

エリザベット・プラテル
マイヤ・プリセツカヤ

踊り方のスタイル、印象などに違いがハッキリと表れている二人ですが、顔の付け方は共通しています。

それが意味していること。

それは、顔の付け方の基本ルールは、イコール、バレエのルールであるということ。それは、あなたがどのバレエ教師に習ったとしても、“バレエ教師に習うのであれば” 方法は共通だということを意味しています。

それだけ共通しているという言い方もできるし、それだけ「ないと成立しないもの」という言い方もすることもできます。

バレエの顔の付け方

さて、普段の頭の動き方とバレエとの違いは見つかりましたか?

決定的に違うのは、頭の高さ。

バレエでは、顔をつける時に頭が下がることは、絶対にありません。そして、頭を高くしたまま、顔をつける方法があります。

顔の向き方、付け方、動かし方。頭の上のティアラを簡単に落とすような動き方はNG。それだけ、頭の動き自体には、制限がかかります。

その制限された範囲でも、動きを自然に、美しく見せるための「顔の付け方」があります。

『顔の付け方 原本』[BALLET WORK SHOP]

顔をつけるメリット

もちろん、「美しくなる!」それは、そう。

その上で、バレエルールに則った、顔の付け方をするメリットをお伝えします。

バレエ仕様にしよう!

“とりあえず、手の動きを追う” から、バレエの顔の付け方にしましょう!

足や脚よりも“とっつきやすい” ので、大人のあなたにもオススメです。

  • 動かし方自体は、人を選ばない
     →可動域などの問題が、比較的少ない。
  • 動き方がわかれば、すぐに取り入れられる。
     →「これができないと顔をつけちゃダメ!」というものではない。
  • 動きがその場で変わる。
  • 時間がかからない。
  • 忘れたとしても、思い出せば、すぐに再現できる。
     →動き方などをノートなどに取っておくのが大切。

脚や腕、体幹などの他の部位や動きと比べて、時間や手間をかけずに変化をもたらすことのできる特徴があります。

今日からバレエをはじめる人もOK!

頭が高いまま顔をつけた状態を、ざっと体験してみましょう。

動かし方の法則、手順、表現の仕方などは、バレエワークショップで解説しますので、ここでは[今日からバレエをはじめる人でもOKな]調整にトライしてみます!

誰でも、今すぐ、できること、それは…

【目線を上げる】です。

  • いつもより、目線を10センチ上げましょう。
  • 正面を見たとき、いつもより目線が高いことを体感しましょう。
  • 左右横方向を見た時も、いつもより高い位置になっているはずです。

ここで、特に気をつけたいのが、下を向くとき。

下を向くときも、いつもより10センチ高い位置で留めてください。こうすると、いつもと比べて、“ちょっとしか” 動かしていない感じがしたり、物足りないかもしれません。

でも、正しい方向へと近づいています。バレエの正しい動かし方では、実は、頭をたくさん動かすことはあまりないからです。

動かし方の法則を知ったら、あなたも納得することでしょう。この法則を元に、バレエの顔の付け方をすると、こんな感じに見せることができます。

  • 頭自体は少ししか動かしていないのに
  • たくさん動いているように見えて
  • 踊りに様々な表情を与える

バレエのネタばらし。一緒にやってみましょう。

続きは、こちら

『顔の付け方 原本』[BALLET WORK SHOP]

まとめ

バレエでいう「顔をつける」とは、目をギョロギョロ動かすことではなく、顔の向きを変えることをいいます。

日常で、人の話を聞くとき。顔だけでなく、体を話している人の方に向けると思いますが、それと同じ。目だけでなく顔の向きをつけます。

その際、日常と決定的に違うのが頭の高さ。バレリーナの長い首の秘訣でもあります。

ワークショップで顔の付け方の法則を手に入れて、実際のレッスンで活用してみましょう。

バレエワークショップはこちら

『顔の付け方 原本』[BALLET WORK SHOP]

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