おニャーさんの部屋へようこそ。
バレエをもっと好きになろう!
子供の頃は「弱い弱い」言われ続けていた。
大人になってからは、「強い」と言われる機会が圧倒的に増えた。
もちろん、トレーニングもしたが、最も気を払っていたのが「いかに短時間で強くなるか」。
少しでも早く、上手になりたかったから。
さて、少し前のツイートをご覧いただこう。
使える体幹を持っているかは、待っている姿でわかります。センターレッスンの合間、お腹がベコベコと動いているようなら腹圧がかけられない証拠。意外と「待っているとき」にその人の努力が表れる。レッスンでの緊張感は、あなた自身を映し出す。ああ、恐ろしい😱私も気をつけよう🍋
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) June 20, 2021
いつまでも体幹が弱い人の特徴
・姿勢を良くしようとしない、適当
・トレーニングをやればOKと思っている
・弱い=体の使い方のせい
当たり前のように思えるが、ほとんどの人がどれかには当てはまる。逆にいうと、特別なことをしなくても、これらができていれば、最短で体幹が強くなる可能性が出てくるってモノだ。
もう少し、詳しくみていこう。
【重要】ブレない方法 [3つのポイント/2つの必須項目]
▶︎結論を先に言うと「考え方・発想」に問題あり。
こういうときにこそ「正しい知識」が必要。
・1つ目:「伸ばす」を理解する
・2つ目:「止める」を理解する
・3つ目:正確に体現する
ポイントは、この3つ。
順番に解説しよう。
「伸ばす」を理解する
まず、知って欲しいのは「伸ばす」。
▶︎「伸ばす」=「距離を出す」
この方程式を頭に叩き込もう。
つまり、こういうこと。
▶︎正しい認識
スタートは両方とも同じ。
片方を固定して、もう片方を遠くにするから「伸ばされる」。
▶︎間違った認識
ほとんどの人はコレ。
伸ばしているつもりが、スタートまで移動しちゃっている。
長さ変わらず、距離変わらず。
「止める」を理解する
位置が問題。
自分が自然だと感じる状態を基準として、そこを止める。
もう片方を遠ざける。
”自分が思う自然=人間の身体機能的自然” とは限らない。
解剖学の本に出てくるような「基本的な立ち方」。
これができる現代人は、数少ない。
結論からいうとこう。
・その1:解剖学の本に出てくるような位置を取れるようにする。
・その2:片方を止めて、片方を遠ざける=伸ばす
・その3:バレエの「特質」を取り入れる
モノゴトすっ飛ばしたい人は、必ず存在する。
あなたには伝えておこう。
”その1” と “その2” をすっ飛ばして、”その3” に行くことは、満帆のゴミ箱に、さらにゴミをぶち込むようなものだ。
正確に体現する
自分が思っていることと、実際に動いていること。
イコールになっていることは、ほとんどない。
▶︎大事なのは、独学しないこと。
独学すると、頭と体がズレたまま、動きを認識してしまう。
いつしかそれを「正しい」と思ってしまう。
▶︎専門家が必要な領域であることを認めよう。
体やバレエのことは、独学ではできない。
どんな天才バレエダンサーにも「教師」がいたことが物語っている。
▶︎誰に聞いたらいいのかわからない!
こんな場合は、JBPへどうぞ。(笑)
世界中のどこよりも「大人に適切かつ最適な情報」を提供します。
「体幹強い」本当の意味
体幹が強い弱いをカン違いしている人が多い。
ものすごく、ざっくりというならばこう。
体幹が強いとは、動きに振り回されないように、「止めておく・固定する」こと。
要は、”ブレない” ということ。
ブレてばかりの踊り方は、そちらにばっかり目がいく。
観ている方が「大丈夫かな…」と心配になって、踊りを見るどころではない。
表現力云々の前に、安定したテクニックを身につけておかなければ、どんなに表現したところで、観てもらえない。
大人がブレブレになる原因
もちろん1つではない。
その上で、とてつもなく大きな問題が潜んでいることに、ほとんどの人は気づいていない。
腕が、ブレる原因になっているということに。
「背中から腕を使いなさい」と先生が言う理由。
・もちろん、見た目
・もちろん、ブレないようにするため
背中から腕を使うことで、「長い腕」に見せる=演出する。
もう1つは、腕という長いパーツを体幹と繋げ、固定力を高めることで、動きを安定させるため。
▶︎回転が苦手なワケ
腕の使い方が下手な人に、回転が得意な人がいない理由がこれ。
腕の使い方が悪い=腕に体が振り回される
どんなに体幹トレーニングしても、回転に反映されないワケだ。
普段は寄せよう
腕と体幹を繋げるポイントは「肩甲骨」。
肩甲骨を止めて、背骨や腕を動かせることが目標だ。
▶︎普段は…
大人は肩甲骨が離れすぎ。
正確な位置を取ることは、専門家に診てもらうとして、普段は肩甲骨を寄せてみよう。
▶︎やってみよう!
・肩甲骨を寄せる
・胸や鳩尾の位置を保ったまま行う
・この2点が前に移動しやすいので注意
肩甲骨の位置を取ることは、大人の必須項目。
・肩甲骨を止めて、背骨を動かせるようにすること。
・肩甲骨を止めて、腕を長く使えるようにすること。
大人バレエは、ここから始まると言っても過言ではないほど、重要度は高い。
●肩甲骨を止めて、背骨を動かす
https://juncotomono.info/program/20210810-16-spine/
●背中から腕を動かす
https://juncotomono.info/program/20210818-19-arms-hold/
[prologue step♪]
今日は信号待ちで
10秒、肩甲骨を寄せてみよう!