対処法の違いを知ろう!お腹を引き上げる2つのケース|大人のバレエ上達

お腹引き上げ2つの対処法

「お腹を引き上げて!」バレエレッスンで定番のサジェスチョンですが、立ち姿勢によって対処が変わります。今回は、2つのケースについて紹介します。

ケース1:お腹が出ている

腹出ている

□正しい背骨の形をとりましょう。
□正しい骨盤の位置と角度をとりましょう。
□正しい立ち姿勢をとりましょう。

その上で、鳩尾(みぞおち)から恥骨を平にし、はみ出したお肉をしまいましょう。

 

ケース2:お腹が伸びている

腹が伸びている

・プレパラシオンで、正しい立ち姿勢をとりましょう。
・骨盤の保持を心がけましょう。
・背中をしっかり立てましょう。

その上で、動きに骨盤がつられてしまわないように対処しましょう。プレパラシオンでとった “鳩尾から恥骨までの距離” が変わらないようにします。

 

背骨と骨盤との関係

お腹を引き上げようとするとき、背骨と骨盤との関係を考慮することで、本当の対処法が見えてきます。

お腹は出ていないに越したことはありません。その上で、より “バレエで求められること” は、ただ引っ込めるだけではありません。

正しい位置を取れている場合

背骨や骨盤が正しい位置を取れているならば、お腹「だけ」のオペレーションにすることがポイントです。
大人に多いのは、せっかく正しい位置を取れているにもかかわらず、お腹を引き上げることによって、背骨や骨盤のアライメントが崩れてしまうことです。
背骨と骨盤を動かさずに、お腹をしまいましょう。

正しい位置が取れていない場合

まずは、正しい立ち姿勢に近づきましょう。その上で、お腹のオペレーションをします。

正しい立ち姿勢を取るための5つのヒント
①背骨の形をとりましょう。
②骨盤の位置と角度をとりましょう。
③胸骨は、わずかに後ろに倒します。
④鳩尾から恥骨は、床に対して垂直にします。
⑤お腹を平らにしましょう。

⑤は、お腹のオペレーションになります。①〜⑤で1パッケージです。

 

まとめ
・関連したパーツの位置を正しくとった上で、お腹を平らにしましょう。
・お腹の距離を保ちましょう。


●下腹をしっかりしまいましょう!
9月21日昼WS WS情報:これだけでまるで変わる”体重・重さ”の発想【下腹攻略】 #腹圧 #大人バレエ


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