ルルヴェとカカト上げの違い:まっすぐルルヴェのコツを解説|大人のバレエ上達

ルルヴェとADL アイキャッチ

ルルヴェと一般的なカカト上げ。方法はそっくりでも、目指すことは違います。この記事では、まっすぐなルルヴェのコツについて解説します。

 

知っておトク

バレエと一般的なカカト上げについてのツイートです。この記事を読み終える頃には、ルルヴェと一般的なカカト上げ運動の違いが理解できます。

 

ルルヴェとカカト上げの違い

ここでは、わかりやすくするために、呼び方を2つに分けます。

・バレエで行われている “カカト上げ運動” →ルルヴェ
・一般的に行われている “カカト上げ運動” →カカト上げ

カカト上げの仕組み

ルルヴェADL1

カカトにかかっていた体重が、つま先の方に移動します。重さを前に落とし、重心を移動させることでカカトが上がります。そのため、体全体が前に傾きます。
これが、一般的なカカト上げ運動で起きていることで、自然に、やりやすいように動くと、このようになります。

ルルヴェの仕組み

ルルヴェADL2

体が前に傾くことなく、まっすぐ上に移動します。前に倒れそうになるのを食い止め、調整することが必要です。

自然にカカトを上げた場合、バランスが取れていたとしても、体は前に倒れています。
何もしなければ、体は前に倒れているものだということを覚えておきましょう。

 

正しいルルヴェのコツ

どんなポジションでも。両足・片足問わず、基本的な考え方は同じです。

後面で捉える

後ろ面でルルヴェ

体の後面を捉えます。”頭の後ろ・背中・おしり・脚の後面” を天井方向に移動させましょう。体の後面にある壁が、上方移動するイメージを持つといいでしょう。

間違った捉え方

軸ある傾きルルヴェ

よくある間違いは、体の中心に「軸」をとり、引き上げようとするもの。これだと、体が前に傾くので “ルルヴェ” ではなく “カカト上げ” になってしまいます。

 

まとめ
・ルルヴェでは体が傾くことなく、まっすぐ上に移動します。
・体の後面にある壁が上方移動するイメージを持ちましょう。


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