たかが呼吸、されど呼吸。私たちは無意識に呼吸をしていますが、やり方によっては引き上げやお腹の緊張をジャマする原因に。
大人が気をつけたい3つのポイントをわかりやすく解説します。
おなか呼吸は体を下げる
次にレッスンに行った時にクラスメイトを観察してみましょう。
❎お腹が呼吸で動いている
❎口を開けっぱなし
❎お腹が出ているor凹んでる全て体が落ちる原因です。ただ呼吸するだけでも体は落ちるものなんです。落ちないようにする為のポイントがあります。まずは、口呼吸▶︎鼻呼吸にチェンジ✨
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) September 13, 2021
お腹をベコベコと動かす呼吸の仕方(腹式呼吸)は、体を下げてしまいます。普段の生活ならともかく、バレエでは天敵です。
吸ったとき(吸気)に、お腹が膨らむ。
もしくは逆パターンで、吐いたときにお腹が膨らんでいる人もいます。
いずれにせよ、体を落とす呼吸です。
Point1:お腹はフラットに
お腹が物理的に出ているのはもちろんNGですが、凹ませたいのでもありません。
お腹はフラットに保ちましょう。必要に応じて、下腹のプレスを取り入れます。
お腹を凹ませてしまうと、骨盤がタックアンダーしてしまい、正しいポジションを取ることができません。
Point2:呼吸はココで
お腹をベコベコと動かすことで呼吸をしていた分を”胸” に移行しましょう。胸を動かすことで呼吸します。
胸の鳥かご(胸郭)に風船が入っているイメージを持ちましょう。
吸ったときに “風船が膨らむ=鳥かごが膨らむ” ことで呼吸します。
ここで終わりではありません。最終的には胸の動きも抑えていきます。
Point3:見落としがちな ”唇”
口が開いていると、胸の鳥かごが十分に広がりを持つだけの空気をためることができません。
唇は軽く合わせ、鼻から吸いましょう。
普段の呼吸とは違います
「呼吸しているとき、お腹なんてベコベコ動いてないし」と思うなら、それは見落としているということです。
私たちが普段、無意識にしている呼吸では、多かれ少なかれお腹はベコベコと動いています。
一方で、バレエで求められる引き上げた体を保持する呼吸の仕方は違います。
別途、用意しておく必要があることを知っておきましょう。
□胸式呼吸・鼻呼吸をしましょう。
□唇は軽くつけましょう。
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