[憧れの人、上手な人]少しでも近づきたい人がいたならば、上手になる行動パターンにすること。
それは、あなたの体の機能を向上させ、客観視する能力を養い、行動変容を起こします。
この記事では、誰もが楽しみながらチャレンジできる上達へのヒントをお伝えします。
ターゲット(憧れの人、上手だなと思う人。同じクラスの人でも先生でも)が決まったら、早速やってみましょう。
ポイントは、「名探偵」の気分になること!
その1
まずは、バレエ動作の観察とコピーから。
あなたが気になるステップや先生に指摘されて課題としていることなど、ターゲットはどのように動いていますか?
ここを2つくらいピックアップしてみましょう。
それができたら、すごく気になるほどではないけれど「きっと、できたらいいんじゃないかな」と思うこともチェックしてみましょう。
例えば…
- どうやって回っていますか、跳んでいますか、上げていますか。
- どのようなプレパラシオンをとっていますか。
- どんなプリエ、ルルヴェ、腕や指先、顔の方向をしていますか。
その2
ここからは、ターゲットの【行動】をコピーしてみます。
バレエ動作をマネしてみようとする人はいても、行動まで目を向ける人は少ないもの。
ですが、ここにこそ[行動パターンの変容]を見込むことができるのです!
例えば…
- 稽古場に入ってきてから、レッスンがはじまるまで、何をしていますか。
- レッスン中、特にセンターで待っている間、何をしていますか。
- レッスンが終わってからスタジオを出るまで、何をしていますか。
- どんな所作をしていますか。
- どのような挨拶の仕方をしていますか。
- ウォームアップは何を、どのような服装でしていますか。
- バーを持つときの所作はどうですか。
- 荷物を持ったり、降ろしたりするときの動かし方はどうですか。
- どんな歩き方、走り方をしていますか。
探偵になって「1から10まで」を観察し、できるだけ多く、できるだけ詳細にコピーしましょう。
バレエ動作だけでなく、行動までコピーしてみることの意義。
あなたに必要なものばかりが揃っています。
- 観察する能力
- 客観視できる能力
- 何が同じで何が違うのか、判断する能力
- 行動パターンを変える、増やす能力
それなりの理由がある
あのですね…
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) February 21, 2022
上手な人の動きをマネをする。もちろん有効ですし、大切なこと。その上で、上手な人の【行動】までマネをするんです。教室にきた時から出る瞬間まで。どの時に何をしているのか、どんな所作をしているのか、どんな歩き方、どんな話し方…こういう事が大事なんです。
今日もありがとう🍀
上手な人は、上手になる行動パターンを持っています。
それがルーティーンとなり、何万回と繰り返していくうちに「自分自身でスイッチを作り、瞬時に切り替える力」を身につけていきます。
上手になる行動パターンをしていれば【上手になる体の動かし方】をしますから、【上手になる筋肉の発達】をします。
そこまで来れば、どんどんそのパターンに沿って上手になるのです。
一方で、下手になる行動パターンというのもあります。
ケガをしやすい行動パターンというのもあります。
ケガが絶えない先生のクラスの生徒に、なぜ、ケガの多い生徒が出やすいのか。
それは、ケガをしやすい先生の行動パターンをマネてしまうからです。
憧れの人、上手だなと思う人がいたら、全てをコピーしてみましょう。
それこそ、ドアの開け閉めまでコピーしてみるのです。
何十年とかけて身につけてしまったパターンを崩すことは、簡単なことではありません。
その上で、憧れの人や近づきたいと思う人のコピーをすることは、心理的にも負担がかかりにくく、比較的、パターンの変容が見込まれる手法です。
難しく考えず、探偵気分で観察&コピーをしてみましょう。
あなたの行動が少しずつ【上手な人パターン】に近づいていくことでしょう。
- ターゲットのバレエ動作をコピーしましょう。
- ターゲットの行動全てをコピーしましょう。
ファーストステップ♪
上手な人を思い浮かべてみよう。
【Thank you】
JBPでは、大人の方が最適に踊れ、かつ、今後の日常生活にも望ましい基準を定めています。
あなたが基準に沿ってレッスンすることは、バレエを愛する大人に安全で適切な基準と方法を提供することにつながります!