伸ばして使う体の方程式:体の動かし方「基礎」

2022−5−11アイキャッチ

体を長く伸ばして使う。

ただ筋肉をつければいいのではなく、ボディデザインも重要な要素であるバレエでは、よく耳にする言葉です。

バレエレッスンでも、ストレッチでも、体を動かすもの全ての基礎となる体の動かし方、方程式を解説します。

2022年6月受付開始日

体を伸ばして使う方法を教えて!

体を伸ばして使う(ここでは、伸長に焦点をあてています)考え方、方程式と基礎は、体を動かすもの全てに共通しています。

全ての基礎となりますので、必ず理解しておきましょう!

Aを止めてBを動かす

筋肉の端と端を「AーB」で表します。

筋肉
*筋肉の両端が腱、腱は骨に繋がっている。

AもBも一緒に移動してしまうと、ただ、位置が変わっただけになります。

*空間を移動しただけで、筋肉の長さは変わらず。

AとBの距離が近づくと、筋肉は短くなるか、弛んでしまいます。

*距離が短くなると、筋肉が弛んでしまって活動できない。

筋肉を伸ばすことに成功。

Aを止めて(固定して)、Bを動かす(Aから遠ざける)ことで、筋を伸長しています。

*片側を止めて、もう片側を動かす。方程式であり、基礎である。

やってみよう

「Aを止めてBを動かす」の例を体験してみましょう。

腕を伸ばして使う「2番ポジション(アラセゴン)」

  • Aを止めて
    “肩甲骨“ あるいは “鎖骨” あるいは腕の付け根を止めて
  • Bを動かす
    肘を遠ざける

長い脚で使う「バットマンタンジュ」

  • Aを止めて
    骨盤を止めて
  • Bを動かす
    カカトやつま先を遠くにする

まとめ

体を動かす際の「動きの方程式、基礎」を身につけましょう。

1日でも早く理解をすることで、レッスンやエクササイズ、ストレッチの正確性、厳密性を高めることが可能です。

  • 体の方程式、基礎は、体を動かす全ての動作に共通しています
  • Aを止めてBを動かすという、原理を体で覚えましょう。

実践編:さらに詳しく

  • 大人のあなたに必要な可動域の確保、ストレッチ法
  • 骨盤の底から引き上げながらストレッチ
  • 股関節周辺の可動域を増やす

同日開催:股関節を有効に動かしたパッセを作る

あなたにクエスチョン♪

体を伸ばして使う方程式は、何?

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