2022/04/27
➡︎「脛と頭」立ち方と開いた脚を高める
➡︎膝・つま先の「0ポジション」とバレエの足
“バレエならでは“ 関連した2つのプログラム。
これまでも取り組んできた項目ではありますが、今回は、ちょっと先まで進んでみました。
脛と頭に関しては、本当にバレエらしく変わりました。
バーの持ち方、脚の上げ方、もちろん、ポジションや姿勢。
指摘したわけではないのによくなっていたことが多く、正しいだけでなく、よりバレエらしいムーブメントになっていました。
脛という土台があるから、頭を引き上げられる。
頭を引き上げ、体重を分散させるから、脛が活動しやすくなる。
その両方なのだと、確かに感じ取ることができました。
脛に関しては、位置をとるだけでなく位置の捉え方についてお話ししました。
そろそろ、ここをやってみましょう。
強くなりますし、脚のラインもゴツゴツせず、スッキリしてきます。
さらに、頭のポジショニングが加わるとグッと印象が変わります。
ぜひ、習慣化を。
膝とつま先、関節にねじれのない「0ポジション」をとることにフォーカスしました。
以前よりも、少し動くようになったかな?とは思います。
とはいえ、やはり、一般的な可動域を失ってしまっている印象は否めません。
当日、お話しさせていただきましたが「膝とつま先が同じ方向」がどのような意味かわからず、
「0ポジション」を「足首を捻っている」などと、間違った見解のもと、レッスンを受け続け、可動域が減ってしまった方に関しては
同業の指導者として、本当に申し訳なく思っています。
健康を害することを「健康のために」と言って、病気にさせてしまったようなものですから。
みなさんは、まだ間に合います。
取り急ぎ、正常な可動域の確保を急ぎましょう。
長く踊ってほしいからこそ、向き合ってほしい内容です。
ここに関しては、動作足の方がかなり難しいようです。
今回、トライはしてみましたが、まずは支持足から取り組んでみましょう。
特に、足首や膝を痛めやすい方は、できるだけ早く見直してほしいです。
最近は、比較的シンプルなアンシェヌマンやチャレンジ系を、様子を見ながら混ぜています。
“できる、できない“ を自分だけでジャッジするのではなく、できると思っても疑いを持つ、できないと思ってもできないことを前向きにやってみる
そんな雰囲気が、それぞれを成長させているのだと思います。
それこそが、大人のバレエの楽しみ方ですね!
ご参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。
よくがんばりました。
5月も一緒に前を向いて参りましょう♪
WSの様子を写した写真は、Instagramでご覧いただけます。
ぜひ、ご覧ください。