「顔をつけて!もっと自然に!」
顔をつけるといっても、なんとなく腕の動きを追ってみるだけになってしまう。
“顔をつける” その意思はあっても、どうやって顔をつけるのか【顔の付け方】は、なかなかわからないものですね。
大丈夫、行き当たりばったりにならないようにしましょう。今日は、顔の付け方についてご紹介します。
関連:https://juncotomono.info/20231024-face/
バレエにおいての顔の付け方
なんとなく動いていると、イマイチ“らしく”見えない顔の付け方。
やり方によっては
- 脇腹が縮んでしまう
- 頭が寝てしまう、顎の上げすぎ引きすぎ
- わざとらしい動きに見えてしまう
- 初心者感が取れない
- トルソースクエアが崩れてしまう
- 姿勢が崩れてしまう
こうした他の問題を引き起こしてしまいます。
バレエの形式を守りつつ、より自然な動き、そして美しいポールドブラと連動させましょう。
こうした悩みがあったら、顔の付け方を変えることで解決する場合もあります。意外と侮れません!
誰でもできる
顔の付け方というと、「その時のフィーリングで動く」ような印象があるかもしれませんが、バレエの場合は違います。
一定のパターンがありますので、そのパターンに沿って顔をつければ、誰でもバレエらしい動きになります。
逆に、パターン外の動きが入ってしまうと、先ほどのような問題が発生したり、バレエらしくない動きになってしまいます。
動き自体がとても難しいのではありません。
- パターンを知っているか
- パターンに沿って動いているか
できるできないの問題ではないことが多いのも、顔の付け方の特徴です。
顔の付け方 2つのパターン
その動きのパターン。知ってほしいのは2種類あります。
この2種類さえできれば、あとは組み合わせ次第!実に、様々な動きの表情を出すことができます。
- 視界の限定(高さ)
→どこからどこまで顔をつけるのか、その範囲 - 奥行きの出し方
→顔をつけられない範囲を表現するために、どのように動くか
この2つのパターンで動くと、バレリーナのように高い頭・長い首のまま動くことができ、さらに陰影がつくために、美しいラインを描くことができます。
ただ、動いている手を追うのではなく、この2つのポイントを意識してみましょう!
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『顔の付け方 原本』[BALLET WORK SHOP]まとめ
顔の付け方に関しては、具体的に習っていなかったり、知らないケースが多いのが現場です。どのように動かすのか、どこからどこまで動くのか、腕との協調性。
比較的すぐに取り入れられるのに、そのままになっているのは、もったいない話です。
また、頭が高いまま入れるということは、重さが下に伝わりにくいということになりますので、重さによる可動域制限を防ぐことができます。
とはいえ、最も変わるのはその見た目。調和のとれた美しい動き方は、ハードなムーブメントとは違って、年齢を重ねても「そのまま」残るものです。
大人だからこそ、美しい所作・美しい動作を身につけましょう!
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